夫との諸々の諍いを語る上で、

私が長女であるということは最も重要なファクターであると思います。

 
私は到底母と自分を切り離して考えることができず、
自分の存在価値は母を幸せにすることだと本気で思っていました。
 
女二人兄弟だけど、子供の頃から、
両親は私のことでよく喧嘩をしていました。
 
なぜか父が私にばかりキツくあたるのです。
母はいつも私の味方で、
いつも私のことを一番に考えてくれていました。
私さえいなければ平和な家庭なんだろうなって、
いつも自分を責めていましたえーん
 
時は移り結婚して、
母と夫と三人で暮らしたことが5ヶ月くらいありました。
その時も全く同じ感情が噴き出しました。
 
母と夫の不和により、
地獄のような毎日で、
どうしていつも家庭不和の真ん中には自分がいるのだろうか?
私がいることでみんなが不幸になる。
私って呪われてる。
この世に存在してはいけないのでは。
 
今でもたまにそんな思いに囚われます。
本当は皆んな私のことを愛してくれた人達。
でも家族とはいえ、
各々自分なりの事情を抱え、
自分なりの思いを抱え、
その複雑な真の感情はうかがい知ることができません。
 
そして人は皆生きていくこと自体に必死で、
どこまでいっても自分が一番ですから、
切羽詰まった時には大事な人のことでさえ、
思いやる余裕などありません。
 
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私たち介護世代の長女の苦しみが綴られた短編集です。
ゾクゾクするような、
切ないような重い内容ですが、
長女の人には心に突き刺さるような本だと思うのでオススメですドキドキドキドキ
 
仕事も家族も自分を守ってくれるものであると同時に、
苦しめる存在でもありますよねショボーン
 
でも、一人では生きていけないし、
食い扶持ちも稼がなきゃいけませんよねおねがい
 
そのことから逃れられる人はいないという点では皆平等ウインク
 
苦しいのはあなただけでも私だけでもありませんね爆笑爆笑
 
 


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