2024年4月16日(火):弊社のアルバイトの昇給事情について | ブラック企業の塾長ブログ

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学習塾の実態を現場の立場から暴露していきます。
主に埼玉・茨城を中心に展開する零細学習塾です。

弊社には学習塾部門と私の属する体験塾部門があります。

元々体験塾の方は1年間で50円時給がアップするという仕組みがあり、これは前任者(現社長)から引き継いだものになります。

 

そして、塾部門の方の過去の昇給事情は分からないのですが

 

・全社総会に出席をしている

・週〇コマ以上入っている

・黒字である

etc

 

のような4つか5つの条件を満たしていると昇給可というようなルールがここ数年で出来たみたいです。

一応これは塾部門という限定的なものではなく全社的なものという扱いではありましたが、ただ体験塾部門から言わせると、全社総会は塾部門主導である事から我々体験塾部門の人間は参加をする意味の無い内容ばかりで、実際参加をするアルバイトはそう多くありません。またどうしても体験塾が小学生メインである事からゴールデンタイムが夕方である事、塾は夜である事、アルバイトは大学生メインである事から体験塾側のバイトはそれほど多く授業に入れない事等々の理由により昇給条件を満たせなくなってしまいます。

 

ですのでその昇給ルールが出来た際に「体験塾部門は体験塾部門の裁量で決めて良い」という社長の許可を貰い、その後は過去の昇給事情そのままに年50円UPを続けてきたわけです。多分ここ数年はずっとそうしてきていました。

 

 

で今日。2024年4月16日。

ちょうど4/15が給与締めで、年度始めなのでここで50円アップして給与請求書を出したわけです。

 

ちょうど15時30分頃でしょうか。

給与を担当しているK役員から電話があり

 

K「何でアルバイトの給与が上がってるんだ」

 

と。

 

私「え、うち(体験塾)は独自で良いという話ではなかったでしたでしょうか?」

 

K「申請書が出されていないじゃないか」

 

私「ですので過去に昇給云々の話があった時に独自の裁量で決めても良いという話だったはずですが」

 

K「じゃあ他役員の許可は取っているのか?」

 

私「取っていませんが、過去の話の時には社長から『独自で良い』という話になっていたはずです」

 

K「じゃあ役員で話し合いをする」

 

私「お願いします、すいません」

 

 

という会話(録音済み)がありました。

しかも言葉にすると普通ですが、最初から喧嘩腰というか、怒っているというか、そういう口調なんですよ。

 

更に、一応メールを見返してみたのですが申請書なるものはうちの教室には届いていませんでした。

 

 

会社に雛形になり得るアルバイトとの契約書なり労働条件通知書は無いのですが、面接時に話している事との差異は無いのでアルバイトとのトラブルは私の教室では起こっていません。

ただ、結局それが無い事で私と会社の方でいざこざが起こってしまった、という話です。

 

 

弊社の場合、この役員Kが後付け後付けで独自ルールを違法なことまで決めてしまうので、多分そういう労働条件通知書も発行してしまうと「内容が違うじゃないか」と言われてしまうから出さないという事もあるのかもしれません。

 

未だに就業規則も本部管理で社員は閲覧出来ないですからね!