総理がまた無敵の人に襲われましたが、たった一人がわからないみたいにワイドショーではとりあげられていますね。
さすがに2回目となったら私もあきれてしまいましたが・・・。
警察官の人って行儀のいい態度で授業を受けていたのかなぁ??って思いました。
みんな話をしている人の顔を見て話を聞く。
警護のときってそんなのいらないのに。
漁師のおっちゃん、全体をざざっと眺めていて、こんな若いやつおったっけ?
なんか妙なものを手に持っているぞ?
何か飛ばした・・・あかんやろ!とっつかまえなきゃ!って相棒のおっちゃんと犯人を取り押さえていましたよね。
漁師のおっちゃんの話ではみんなで助け合ってお互いを守るもんやみたいな話をされていましたよね。
とくに兄貴分のおっちゃんは全体的に仲間の様子をみるのが当たり前。
つまり、お話は後ろを向いていても耳から入ってくるのだから、自分の役目はみんなの安全。
という訓練ができていたってことだよね。
そこを踏まえてですね・・・広島県でいろんな国の偉い人が集まるサミットなんて警備できるんでしょうか?
持ち物検査などはやるとしても、警察官は数を出せばいいっていうんじゃなくて、あまのじゃくの1集団が必要なのでは?
みんなが話をしている人を見るのではなくて、右を見てる人がいれば左を見て、左を見ている人がいたら上を見る人もいて。
私の経験を少しお話しますと、18歳のときに大阪の総合病院でのどの手術を受けていました。
そのころ看護婦さんたちは私の態度が生意気で気に入らない人が多かったみたいで、病人の私を無視したり頭をこづいたりまでした人もいました。
耳鼻科病棟だったので、向かいの病室とか大きな部屋で患者さんが多くいました。
いつものように元気が取り柄みたいな看護婦さんがおじいちゃんたちとべらべらしゃべって検温や血圧を測っていました。
しかし、私はしゃべっているグループの後ろでとくにおとなしそうなおじいちゃんが気になっていました。
しばらくしておじいちゃんの病室が騒がしくなりました。
前を見に行くとおとなしかったあのおじいちゃんが苦しんでいる様子。
私はナースステーションに言いにいったんですが、ついさっき見ていたからってなかなか信用してくれなかったんです。
それでもしゃべりまくってた看護婦さんが文句まで言ってきたのは頭にきたから、「自分がしゃべりまくってた後ろで、じっとしていたおじいちゃんはどういう顔していたか覚えていますか?様子はあのときからしんどそうだったやん!」って突っ込んだら看護婦さんの顔色がざ~っと変わって走って病室まで走っていきました。
結局、お医者さんもきて機械いっぱい置いて治療していたら、おじいちゃんは一命をとりとめられました。
私には相変わらずツンとした態度でしたが、にぎやかなおじいちゃんたちは「あんたがいてくれてよかったよ。看護婦さんになってほしいな。」って言われたことがありますが、私は自分の体は弱いし、ただ、気づくだけの人なのになって思いました。
あまのじゃくは嫌われることが多いです。
しかし、本職の人が見えないところも見えているってことは多いです。
特別支援学校の役員とかいっぱいやりましたが、私の見えていることはかなり役にたつことが多かったのも確かです。
なぜか私が役員をやると、翌年から学校行事になってしまうって先生方からは嫌がられたようですがね。
和気あいあいとよい子で過ごしてきた人は統率はとれるかもしれないけれど、警護、看護、介護の場では人の命がかかっているのだから、見えないところが見える人が必要なのも事実です。
数を増やしても、皆が前方ばかり見てお行儀よく話をきいているような担当者はいらないはずです。
あえて背中をむけて誰かわからない人に「ねぇ君!」って声がかけられるような人が必要だと思います。
あまのじゃく警護考えてほしいですね。
学校の先生とか役所の職員って命令されないと動けない人が多いでしょ。
うちの旦那もそういう人。
だから、家の何かを決めるときは私が決めることが多いし、ダンナにまかせるといつもどこかが抜けているので、ほんとにフォローばかりしなきゃならなくなる。
正直いってダンナの部下の職員さんの中で優秀な人がいてくれって祈るばかりです。