外が騒がしい。今度の日曜に市議会選挙があるからだ。

宣伝カーが走り、駅前で挨拶ばかりでチラと政策めいたことを言ったのか言ってないのかわからないことを叫んでいる。

たまたまみんなの党の候補がしゃべっていたのをきくと、「福祉、介護はまかせろ」みたいなことを言っていた。

ヾ(--;)ぉぃぉぃわが市の現実わかってるのかいな・・・。

うちの子が通う特別支援学校って隣の市にあって毎日市の境界になる大きな川を渡ってスクールバスは走っていくんですよ。

運動会のあった日にゃ、川の土手にマイカーが珠々つなぎで並びます。
そして、シングルかあさんは何かとお疲れなので、終わっての帰り道に横断する車がよくぶちあたって事故が起きて、今年はそれを防止するために近所のパチンコやさんの屋上をPTA名で借り切って学校から離れたところに車を置くことになったのです。

市内に学校があったなら、そんな車が並ぶだの、事故だの、誘導だのってめんどくさいことしなくてすむのに。
市バスだって行事ごとにどんどん料金払ってもらえるでしょうに。

でも・・・市内には学校を移転させてくれない市民。
こんなの福祉?
福祉、介護が充実してる?
きいてあきれるなぁ。

知的障害児は市民じゃないんだろうなぁ。
そんな実態も知らない市議会議員・・・。
ほんとにおめでたいなぁ。

きっと・・・来年度以降、また特別支援学校の運動場にプレハブを建て増ししないといけないほど、障害児が増えるだろう実態も知らないだろうなぁ。

少なくとも小中学校の先生はよく御存じのはずなんだけど。
ご自分たちがちょっと変わった子どもたちを放棄した結果がとんでもないことになっているということが・・・ね。

それに比べて特別支援学校の側では市外の本来は高校の先生とかが療育について勉強すべく、がんばってくれている。
この差はなんだろね。
まぁ、捨てる神あればなんとやら・・・かな。

地元の小中学校と特別支援学校の先生の間にも精神的、能力的格差が出てしまっているということなのかもしれないね。