花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち

 

昨日から、酷暑。

ブラネおばさんも、ガブちゃんもぐったりです。

暑さにデブと、モフモフは弱い。

5月から不眠症。 

猫のセラピストのガブちゃんが添い寝してくれてますが、不眠症。

 

彼はもうすぐ、4歳。お祝いのバルーンをAmazonで買ったわよ~。

ヘリウムガスがちょっと高かったけど、購入済み。

今月は、好きピ―なガブちゃんと、尊敬している方のお誕生日。

やっぱり、バルーンにはヘリウムガスをいれてふわふわに浮かさないと・・・

しっかり、ド派手に飾り付けしてお祝いしたいな!!!

 

しかし、この暑さ。

オロナミンC、コーラ、レモンスカッシュをローテーションにごくごく飲んでいます。

身体に悪いからダメと言われても、大量に飲んじゃうコカ・コーラ。

昔は、コカインが入っていて、躁鬱が治る薬とか、元気になる薬とか言われてて、薬局で販売していた黒歴史あり。現在はコカインは入っていません。

トランプも、バフェットも大好きらしい。

案外ジャンクな飲み物を飲んでも、長生きしちゃうみたい。

ガブちゃんと、ちゅ~るとコカ・コーラには、麻薬成分が絶対に入っているわよね~。病みつきになっちゃうわね~。

そうだニャン🐾🐾

 

今日は、シルクの生地が値上がりしていてお手上げという嘆き。

シルクの生地のお値段が高騰中。あと、絹糸不足。

昔に比べると、2.5倍以上値上がり。

ちなみに、フランスレースも高騰中。だって、ユーロが174円ですもん。

ヴェール、レースは死にそうに高い。

 

ウェディングドレスのオーダーで、シルクの場合は3ケタ 

100万以上と言われています。

ブラネは3分の1くらいで、小物もつけているので、安すぎてよくないと言われる。

でも、花嫁さんは、絹のお値段とか、縫製とか、パターンとかはご存知ない。

昭和の時代は、晴れの日はお誂えが普通で、ブラネおばさんがドレス屋さんを始めたころは、お母様がドレスをデパートの別注、洋装店で作られたのをお持ちだった。

今は、ほぼレンタルの時代になってます。

 

逆に男の子のほうが、スーツをサイズオーダーされるようになり、女の子はブランド品のドレスをどうしたら安く着れるかをネットで検索されているみたい。

 

ここで事実をバラしちゃいますね。

イタリアでは平均2000~3000€で買うのが普通。

そうなるとプレタの場合は、ロサクララ、プロノビアスがこの価格帯。

アントニオリーヴァは、その2.5倍。

8000€くらいで販売されています。

8000€だとすると、日本円で140万くらい。

平均70万くらいでレンタルされているけど、何回もレンタルするので、脇ジミがあったり、シルクの風合いがよれよれ、ヘム(スカートの裾)が真っ黒のかわいそうなアントニオリーヴァを目撃します。

 

シルクは耐久力もないし、汗ジミもとれないし、強烈なワキガの人が着ると最悪。一発でダメになってしまいます。

シルクは、リスクが凄くあるので、ウェディングドレスのメーカーはポリエステルのドレスしか作らないです。

でも、アントニオリーヴァは例外。

貸衣装店で、けっこう見ますね。

だいたい、70万くらいでレンタルされているみたい。

コロナ前は、50万~60万くらい。

 

コチラのサイトが便利

どこのお店にあるか、簡単にわかります。

イタリアのドレスを探している花嫁さんには、ぴったりのサイト

 

 

ミラノで、アントニオリーヴァのミカドシルクのドレスの新品を購入しようと思ったら、8000€~

140万くらいからです。

新品の初絹、ミカドのハリ感のある汚れていないものがお召しになれます。

ロサクララや、プロノビアスがアントニオリーヴァに比べてお安い理由

・ポリエステル100%のミカド

・中国で生地、レース、縫製をしている。

・パターンは、スペイン。 検品もスペイン でも、製造は中国。

・大量生産

・自社アトリエで縫製してない。中国の協力工場。

 

※ロサクララはプロノビアスで働いていたので、取引先の工場やシステムはほぼ同じ。デザインも仕様も似ています。

 

アントニオリーヴァが人気あるのは、コモ湖のシルク、絹100%のミカドシルクを使用していることと、社内で縫製、デザイン、パターンをやっていること。

100% メイドインイタリーです。

コモ湖のシルク博物館に、ドレスを寄贈したらしい。

 

昨日のblogにも書いたのだけど、ほんと悪気はまったくないのはわかっているけど・・・

シルクのドレスを安く作ってほしい、20万くらいで作れるお店があるとおっしゃる花嫁さんがいらっしゃったの。

たぶん、絶対にあり得ません。 中国はミカドシルク(絹100%ははない)

20万でつくれるドレスって、中国のドレスしか思いつきません。

化繊のボリボリのドレスに間違いないです。

 

アントニオリーヴァ、見事なくらい再販業者は日本のレンタル屋さん。

イタリアで売ればいいのに~。見事にイタリアの再販業者はいません。

日本向けのレンタル向けのドレスをデザインしたということ???

イタリアより、日本で大人気のアントニオリーヴァ。

彼は、マーケットリサーチを間違えたか、たまたまなのか・・・

アジアで一番弱い通貨の円、日本で売れても、影響力がないと思います。

中国で売れたいのはよくわかるけど、中国向けのドレスじゃないんだな~。

 

 

ミカドシルクの特徴

45度に傾斜

表と裏がないダブルフェイス

先染め(糸の段階で染めてある) 後染めができない高級生地

真珠のような光沢

ハリとドレープ感がある

オフホワイト 晒はない

絹糸(極細)でしっかり隙間なく織られている。

 

 

今から、裁断と職出しの準備をします。

多分、日本で一番忙しいドレス屋さんなのは間違いないです。

ドレスは他社さまより、全然お安いから、その倍以上のお仕事をしないと追いつかない。

昔よりも、情報量がめちゃめちゃ多いけど、昔よりもためになる大事な情報はでていないようです。おばあちゃま、お母様もお誂えしてお洋服をお仕立てする時代ではなくなったし・・・

ネットの情報は、やっぱり偏っているかもしれないですね。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ