花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち

 

今日は、クリーニング上がりのドレスを梱包して、送り帰しました。

頑張ってお誂えしたドレスたち、ブラネおばさんの手元には残らないのです。

みんな花嫁さんのところに、花嫁さんといっしょにお嫁に行きました。

ちょっと寂しいけど、オーダーメイドのドレスの宿命です。

花嫁さんの手元に残るので、縫製はとてもきれいに仕上げてもらっています。

 

ダンボールの山、なんとか17時のクロネコさんに間に合いました。

 

 

最近、ドハマりで毎日食べているトゥンカロン(マカロンみたいな韓国のお菓子)のセブンプレイミアムのアイスは、売り切れ状態。

みんな美味しいから、買っちゃうのね。 

代官山のセブンは2店舗、売り切れ。

でもでも、今日のおやつは、山梨から送って頂いたさくらんぼ。

初物七十五日(はつものしちじゅうごにち)というように、初物たべてると

75日長生きすることになっているので、嬉しい!!!

 

ラベンダーのお花をいれてくれるなんて、なんて粋なことをしてくれる南アルプスのさくらんぼ農家さんなの~。そういうひと手間がブラネおばさんは、大好きです。

さくらんぼ、めちゃめちゃたくさん! うれしい!!!

 

 

今日は、ブログに貴重なコメントをくださった花嫁さんがいらしたので、

誤解のないようにご説明しておきますね。

ブラネおばさんのblogは、すべての花嫁さん向けに書いているわけではなく、

ウェディングドレスをお誂えする方は100人に1人くらいしかいないので、どちらかというとドレスを作りたい方向けのblogにしています。

作りたいけど、ちょっと勇気がいるし、敷居が高いと勘違いしている花嫁さんに向けて、わかりやすく書いているつもり。

 

チェーン店のポピュラーなドレス屋さんではなくて、小さなアトリエなので、代官山近郊にお住まいのお嬢さまがいらしてくださっています。

たまに、ご遠方から交通費をかけて、お誂えしてくれる花嫁さんもいらっしゃって、ほんとうに嬉しく思っています。

なので、偏った情報になるかと思います。

 

私も地方出身(福岡市)なので、東京の花嫁さんたちの立ち振る舞いには、ほんとうにびっくりします。かなり洗練されていて、スマート。お品がよいです。

当時のブラネおばさんは、知らなくて恥ずかしいことだらけ。

東京の山の手には、そのしきたりがあって、地方とは全然違うことを教えてもらいました。

花嫁さん、花嫁さんのママ、おばあちゃま、三代借り物ではなくて、ドレスをお誂えされているお家もあります。

東京で結婚式をする場合、地方の結婚式とは全然違うことは確かです。

お召になっているドレス、お料理、お式の時間、余興、列席者の方のお衣裳、引き出物、招待状などなど、シンプルでエレガント。

まず、結婚式のお時間も2時間30分と、時間厳守。

地方の結婚式もお呼ばれされたこともありますが、全然やり方が違います。

 

なので、ゼクシィは表紙はいっしょだけど、首都圏版と地方都市版と中身は全然違う内容、価格帯、風習になっているはず。

結婚式って、地方によって婚礼のしきたり、風習、文化が違うというわけなのです。

ブラネおばさんは、東京の代官山の商圏なので、地方向けのドレス情報ではなくて、留学経験もあったり、国際結婚する花嫁さんはドレスをお誂えするので、海外の情報とかを中心に書いています。

なので、コメントで地方に住んでいる花嫁さんに失礼な記事というような内容でコメントを頂いたのですが、ほんと、貴重なご意見ありがとうございます。

掲示板に書き込むのではなくて、堂々とコメントを書いてくださって、正直な花嫁さんのご意見、参考になります。

けっして、地方の花嫁さんを侮辱しているわけではなく、群馬からプランナーさんを依頼すると交通費など、いろんな経費もかかるし、無駄が多いと思ったからです。

逆に東京の花嫁さんが、リゾートで結婚する場合は現地のプランナーさんのほうが心強いかと思います。

パリフォトに、日本からカメラマンと連れていくと経費がかかるのもわざわざ交通費を負担してお願いする花嫁さんもいらっしゃるから、なんとも言えませんが・・・

 

なので、細かい地方の情報は、さすがリサーチ調査がお上手なゼクシィの地方版のほうが詳細が細かく記載されています。

 

地方で流行っているドレスと、東京で流行っているドレスは全然違いますし、

日本で流行っているドレスは、パリでは全然人気がないとか・・・

インポートドレスも、日本人向けにお直ししているパータンが殆どで、そのまま着れることは難しいです。

 

もちろん、結婚式は幸せを提供するお仕事なのですが、サービス業でビジネスでもあるのは確か。

時間やお金の制限もあるのも確か。

いくらでもお金が使えるなら、ブラネの花嫁さんもディオールでオーダーメイドしたいと思っているかもしれないけど、うちのアトリエで妥協してくれているかもしれないです。

なるべく、期待に添えるように頑張るけど、100%は不可能。

 

ブラネおばさん、銀座、横浜、福岡にお店をだしていたことがあるのだけど、全然代官山と花嫁さんの客層が違いすぎてびっくりしました。

代官山って、ほんとうに独特の雰囲気あって、ブラネおばさんにはとてもあっていると実感。

昔、リリーフランキーさんの事務所が代官山にあって、福岡県民は、青山、銀座とか都会すぎる場所より代官山が居心地がいい。って、ことで納得。

今は、リリーさんは、銀座に引っ越ししちゃいましたが・・・

 

東京は競争が激しいので、ウェディングドレスのお値段は地方より全然お安いケースもあり、なんとも言えないです。

タケノコのように、出来ては、消えてます。

レンタル、インポート、セルもあれば、中古市場もあるし、オーダーメイドのお店も若干あるかな?

昔は、トワルを作るアトリエもけっこうあったけど、今は少なくなってきています。

 

頂いたコメントは消したりしないので、今回の花嫁さんみたいにコメントくださると参考になるし、気をつけないといけないところは注意するし・・・

大人になると、なかなかはっきりご意見をおっしゃってくださる方がいないので、今回の花嫁さんのコメントは有難く思います。

2ちゃんとかにコソコソ書き込みをしないのが、気持ちのいい正直な花嫁さんでいらっしゃると思います。

けっして、田舎に住んでいる花嫁さんを侮辱しているわけではないですから。

夢の部分も大事だけど、お金がかかることなので、ある意味リアリストにならないとダメな部分もあります。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ