花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち
今日は、大好きなピアニスト フジコ・ヘミングさんの訃報を聞いて、朝からずっとフジコさんのCDを聞きながらお仕事をしています。
フジコさんの弾くショパンの別れの曲は、と~っても大好き。
日本では別れの曲だけど、海外ではTristesse(悲しみ)
カンパネラも十八番だけど、亡き王女のためのパヴァーヌみたいなアンニュイは
曲も大好きなのです。
最初にフジコさんの演奏を無料で聞いたのは、聖路加病院。
ボランティアで弾かれていて、あまりも上手でびっくり。
いっしょに聞いていた小森のおばちゃまもうっとりされてました。
あっという間にNHKに取材され、カーネギーで演奏されるようになりました。
パリのド真ん中、セーヌ川の中州みたいな高級住宅地のサン=ルイ島のご自宅は、映画でもみたけど、めちゃめちゃ素敵。
お部屋の中のインテリアのセンスがよすぎ。
100均の髪留めや、花瓶でもかわいいものを選んでいらっしゃる。
猫ちゃんたちの愛も、ハンパじゃない。
ブラネおばさんも、猫は大好きだけど、ノラ猫ちゃんや不特定多数の猫ちゃんたちにも、ガブちゃんと同じような愛を注げません。
あと、フジコヘミング語録が、じ~んときます。
愛情の豊かな人でなければ
美しい仕事はできない
恵比寿ガーデンシネマで観たけど、とにかく猫のいるお部屋が素敵。
サン=ルイ島のアパルトマン
「楽しいことばっかりで悲しいことがないのもどうかなと思う。センチメンタルなのもいいじゃない」
この映画のキャッチフレーズもうんうんと思います。
あと、演奏のギャラは恵まれない猫ちゃんたちに寄付したり、恵まれない子供たちにも寄付されてました。
お金がないときも、猫ちゃんたちには餌をあげるけど、ご自分はお砂糖水だけで1週間過ごしたりされてみたい。
有名になっても質素なお食事、お外にでるときは、必ず恵まれない人に寄付をするために小銭に持ち歩いて渡したり・・・
かわっていると言われるけど、かなりおやさしい性格だし、愛情豊な方。
フジコさんは、超~貧乏なときに流れ星にお祈りをしたそうなのです。
お金持ちになれますように!って、そしたら本当にお金持ちになっちゃったので、そのお金は寄付したり、恵まれない人のために使っているようです。
贅沢なものは買わない主義で、とにかく寄付をしているそう。
宝石とか買わないけど、家は沢山持っていらっしゃる。(笑)
20世紀、昭和の終わりの時代を、キラキラ輝いていらした有名人の方が最近お亡くなりになっています。
ちょっと時代の変わり目のようで、なんだか寂しい気持ちになります。
明日の徹子の部屋は、桂由美先生。亡くなる4日前に撮影されていたなんて・・・
お亡くなるになる6日前まで、お店で接客もなさっていたみたいです。
3日の徹子の部屋が追悼番組になるらしいので、拝見するつもり。
桂先生も、フジコヘミングさんも、ずっと好きなお仕事を生涯現役でされるのって、素敵だとつくづく思います。
人生100年、90歳過ぎてもお仕事されているのはご立派。
ブラネおばさん、56歳。そろそろ体力、気力の限界を感じているのに~。
明日は納品だから、今からリングピローを作ったり、お支度をします。
明日は珍しく、新婦さまのご自宅に納品。
ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ