花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち
今日は、二組ともアメリカンチャーチの挙式のご希望のカップルがご来店。
ハネムーンも兼ねてでいらっしゃる。
オリンピックがパリであるので、ホテルが高騰しているのがちょっと気掛かり。
9月8日にパラリンピックが終わるけど、ホテルとかお安くなるといいな!
あと、為替が心配。
今日は、結婚式の原価率について、この業界のタブーに踏み込んじゃいます。
ブライダル業界って、ぼったくりと言われてているけど、一部の会社がそういうことをしていて、案外そうでもないかも。
偏りはあるけど、ある程度の参考になるかも。
原価率が低ければ低いほど、業者の儲けになります。
ウェディングドレスの30%というのは、ちょっと違うと思います。
レンタルなので、最初は仕入れ代がかかりますが、メーカーから割引で購入しているので、30万でレンタルになるドレスであれば、余裕で一回でレンタルすれば
元は取れます。
原価率30%の場合、70%がお店側の利益
しかしですね。提携店の場合、この70%の利益から会場にご紹介料として、キックバックを支払います。
キックバックをたくさんだしてくれるところと、契約するケースもあるので、そうなるとますます利益がなくなるというわけ。
会場側は、あのゼクシィという雑誌に恐ろしく高い広告料を支払うので、大変!!!
花嫁さんは300円で買えるけど、あの雑誌にめちゃめちゃ高い広告代を会場が払っているというわけ。
一番日本で広告収入のはいっている雑誌はゼクシィ
ブラネおばさんは、挙式のコーデもしているけど、こちらは一件につき、
コーディネートフィーはビミョーな経費も含めて10万くらいまでにしています。
なので、中身はめちゃめちゃクオリティの高い挙式になっているはず。
若いカップルがう~んと喜んでくれるように、超~贅沢なプランにしています。
今後の人生で体験できないような非日常的なプラン。(笑)
ウーバーで教会へ行くか、ベントレーやロールスで教会に行くかでは、花嫁さんの印象もかわるはず。
無駄にお金はかかるけど、その無駄が素敵なの。
きちんとした本物のコーディネーターにお願いするか、日本人相手のウェディングのお仕事しかしていないコーディネーターだと、フィーもキャリアも語学力も、教養も違う。
どこにお金をかけるのかで、違ってきます。
な~んて、教養が足りてないブラネおばさんが言うと説得力ないけど・・・
でも、ブラネおばさんもこの年齢になっても、周りに細かくいろんなこと、知らないと恥ずかしいことを教えてくださる方がいるので、助かっています。
ブラネおばさんのママは、ブラネおばさんをみると「お里が知れる~。」と、激ギレをいつもしています。(笑)
令和の時代だと、お里が知れるとか言うと差別用語。コンプライアンス違反なのに、ママったら~。
ドレスもポリエステル100%のブライダルサテンで作るのか、シルク100%の耳ミカドシルクで作るのかでは、コストが全く違ってきます。
よいものを使うと原価率は、爆上がりするけど、こればっかりは仕方ないですよね。
消耗品とかで安くていいものは別として、長く大事に使うものはある程度、高くなっちゃうのは仕方ないかな?と、思います。
一生に一度のウェディングドレスは、普段着るものではないので、贅沢な材料で作ってあげたくなっちゃいます。
材料費、工賃を下げれないのが辛いところ。
モノクロでもシルクの光沢ははっきりわかります。
昔は、ウェディングドレスのお仕事って、フランスでもアメリカでも、家族経営の洋装店みたいな感じの所が多かったのです。
洋裁のお得意なマダムがいる、腕のいい仕立て屋さんがいるとか、そういうレベルの小商い。
20世紀になって、ドレスメーカーができたけど、21世紀になったらドレスメーカーが倒産する時代になってしまいました。
最初は、ブラネおばさんは自分の大事なお友達に作ってあげたいな!っていう気持ちではじめたスモールビジネス。
こんなに長く継続できると思ってなかったのが正直なところ。
今は、ママたちと同じ年齢になってきて、もし自分の娘がいたら、こんな感じなのかな?とか、妄想しながら作っています。(笑)
もうちょっと、原価のことはなんとかんしないと、ブラネおばさんとガブちゃんの老後が心配(笑)
最近、原価率がますます高騰中です。
薄利多売で頑張っております。
めちゃめちゃ経費を削減しているのに~。
戦争が終わってくれないと、送料も高くで大変!!!
あと、為替が心配。円が弱いのは本当に困る!!!
ちょっと、ちゅ~るをよこしなさいニャン🐾🐾
僕は、一日最低3本は食べたいニャン🐾🐾
無料で自宅警備員として、業務をしているニャン そのくらいサービスしろ
ニャン🐾🐾
全力抗議中のガブちゃん
ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ