花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち
今日は、パーソナルにとりあえず行きました。
ほんと、リハビリの延長って感じ。
スムージーと運動の習慣は続けなきゃ!!!
セブンイレブンの300円で飲めるスムージもお気に入りだけど、カゴメの野菜生活100のスムージ―も美味しい!!!
おかげて、お肌の調子がよいです。
ブルターニュの化粧品会社 EPV(フランス政府の無形文化財企業)のオイルもよいみたい。
さてさて、シルクでシャンティレースのミドル丈のヴェールをオーダーで作ってほしい。という依頼のメールが着て・・・
ご存知の通り、ブラネは他社さまのドレスに合わせてお小物をつくってあげることを辞めています。
某ドレス屋さんのボンネ、巻き花を安く作ってくれというオーダーとか、意味不明な問い合わせが多いからです。
今回もシャンテリーレースでシルクのヴェールの依頼で、お断りするつもりで、取り合えず丁寧にメールしてあげました。
たぶん、あまりわかってなくて、聞いてきているだけだと思います。
なので、悪気はないのでしょうけど・・・
ドレスをレンタルしているところに相談するのが無難だと思われます。
ゴージャスなかわいいヴェールをつけているのは、ブラネのドレスのオーダーの花嫁さんだけの特典ですから。
シャンティレースは、パリの郊外のシャンティというところで作られていた幻のレースです。
機械ではなくて、ボビンで使ってシルクの細い糸つくります。
なのでシルク100%の手作業のレース。
何十人の職人さんが、時間をかけて作る宝石くらいの価格の効果なレース。
マリーアントワネットがお気に入りでした。
ナポレオンがシャンテリーレースの生産を保護したのですが、あまりにも手間暇がかかるのと高価な贅沢品なので、衰退していきます。
博物館や、ササビーズ、クリスティーヌのオークションでしか見ることはできないです。
1870年くらいから、手作業でボビンで作るのではなく、リバー機で同じようなな柄を織れるようになりました。
かなり、繊細なのでレンタルのドレスには無理だと思われます。
たぶん、シャンティレースの柄を真似ている安物の中国製は出回っています。
シャンティレースです。説明をついているレンタルドレスをネットでみますが、別モノです。
こちらは、15cmくらいの幅のカレー(北フランス)で作られているシャンティレース
ブラネおばさんが使わないのは、柔らかすぎるのと薄すぎるから。
これで1m 50€ 8000円くらいが卸値だと思います。
シルクではなくて、ナイロンとコットン。
シルクではなかなかないと思います。フランスに在庫があったとしても、
一般人には手が届かない価格なのは間違いないです。
工業用マシーンでつくるシャンティレース 200年前の機械です。
フランスのシャンティ城の近所にあるシャンティレース博物館
ゴージャスで繊細なレースに目眩がします。
お値段はつけられないくらい高価。
装苑の記事。さすが、文化出版局 詳しい解説です。
ブラネおばさんは、カレレースが好きなんだけど、アランソンレースも好き。
フランスって、素敵なレースがたくさんあるある。
イタリアのレースはいまいちだと思ってます。
イタリアが一番フランスレースを輸入する国ですから。
アメリカに至っては、フランスレースは憧れの品物。
ウェディングドレスのティティールには、フランスレースは必須。
日本製、中国製は、使ったことがないです。
やっぱり、リバーレースをみるとダメなんだな~。
ブラネの取り扱っているソルティス社、ルルドのパスティーユもEPVラベルがついています。
これって、企業にとっては真面目に商品を作っているということの証明。
品質がめちゃめちゃいいというフランス政府のお墨付。
ソルティスのレースはシルクじゃないかと問い合わせがあるけど、シルクで作れないことはないけど、普通の日本人が買える価格ではないです。
税金、送料も別途にかかるのと、ミニマムのロットもあるし、納期もかかります。
ソルティスのレースがシルクなんて、一度も言ったことがないのに勘違いされている花嫁さんがいらして、怒りの電話をわざわざかけていらっしゃる。(笑)
裏地はポリエステル。 チュールはポリエステル。
レースに抱き合せているオーガンはシルク100%
表地 国産 絹100%
レース フランス製 ナイロン、コットン、ヴィスコースレーヨンなど。
ドレスコーディネーターさんも、素材のことは全然知らない方が多いから、
無理もないと思います。
でも、自分が着るドレスの素材、クオリティー、レースの柄、産地くらいは、
知っていたほうがよいと思います。
高いお買い物、レンタル料なんですから。たった2時間くらいしか着ないドレスに大金をはたいているのですよ!!!
ブラネおばさんは、花嫁さんの質問に隠し事はしないで、何でも答えています。
高額な金額を払って、ポリエステルミカドのドレスをお誂えするようなことはしてないです。
生地名をきちんと教えてもらえてないので、ポリエステルミカドをシルクミカドを勘違いしてメルカリでだしている花嫁さんとかいますけど、誤表示です。
明日は、めちゃめちゃ早起きをしないといけないので、今日は早目に帰ります。
絶対に遅刻ができないのだ!!!
ブラネおばさんとガブちゃんは、お寝坊さんで二度寝が大好きなので、起きれるかどうか心配。
ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ