花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち

 

ちょっと、お仕事を抜けて、ブラネおばさんはパーソナルへ。

アドレスの中でやっていて、渋谷区が運営しているのでリーズナブル。

1分以内にところにあるのが、嬉しいです。

45分3000円なのは、お財布にやさしい。(笑)

 

さてさて、フランスのウェディングドレスのデザインをリサーチしていたら・・・

相変わらず、深めのVラインのドレス、ボへミアンのドレス、お袖のバリエーションパフスリーブが流行っています。

み~んな、ドレスの売れ筋のデザインは似ています。

どのブランドも無難というか、ハズレのないデザイン。

不況なので、確実に売れるものを作りたい気持ちはよ~くわかります。

 

その中で、ヨーロッパの流行りのデザインをガン無視。

なんだこれ~。

昔流行ったコンスタンティーノをより一層デコラディブ、トレーンを長くした

金銀パール、スパンコールギラギラドレス。

バブルの頃の歌舞伎町のホストクラブ愛の内装みたいです。(笑)

 

異色のブランドはこちら

juliakontogruni.com

 

ジュリア・コントグリーニ

 

超~長いトレーン プリンセスラインが売り。

どんだけ生地を使っている?用尺がきになります。

 

 

ド派手っぷりは、ハンパじゃない!!!

髪飾りはティアラでキメ!!!

デメトリアスよりも派手!!!

デザイナーさんご本人は、すっごく地味な方なんだけど、中国のマーケットを

かなりお勉強されてます。

アメリカ向けのドレスから、中国向けのドレスにシフトを変えて大成功。

 

 

こんな感じのプリンセスドレスがむちゃむちゃ沢山作られています。

プリンセス、バカ長いトレーンオンリー。

売りはヨーロッパ製。中国製でないことをめちゃめちゃアピールしています。

そう、ブルガリアで製作さてれいるドレスです。

ブルガリアって、ブルガリア人民共和国。社会主義の国というイメージだったけど、随分前の話???

でも、ユーロ経済圏ではないみたい。

 

これは、ヨーロッパの人が着ているのではなくて、中国、韓国に輸出用。

中国の景気のよい海側だけでなかくて、内陸部にも進出しています。

もう、中国人の富裕層のハートを掴んでいます。

お値段も日本円で100万以上。

これをレンタルではなくて、購入している中国人富裕層。

 

最近、パリは中国人だらけ。フォトウェディングをしています。

それも、ゴージャスフォトウェディング。

昔は、ドレス屋さんにブラネおばさんが入ろうとしたら、アポがない人はダメ。

アジア人ということで、冷たい目で見られていたけど・・・

なんと、アジア人の富裕層に特化したドレス屋さんがパリにあります。

インスタも、中国語、韓国語、日本語。

 

 

アジア人の好きそうなデザインだけのプリンセス、ゴージャスドレス。

 

そう、ここは中国の上海の会社で4000€~50000€の販売ウェディングドレス。

パリ店1店舗。中国10店舗以上を経営しています。

 

ブルガリアのジュリア・コントグリーニは、ヨーロッパの花嫁さんをガン無視して、ヨーロッパ発というのを売りにして、中国人向けドレスをつくるという快挙にでて成功していますね。

世界的にドレス不況だけど、いろんなアイディア、戦略をたてて頑張っている

ドレスメーカーもあるようです。

 

フランス人は絶対に買わないけど、パリに来る中国人をターゲットにしている

恐るべし戦略。

上海のトップブライダルのオリジナルドレスのOEMもされているし・・・

中国人は中国製を買わない。

中国人は欧州製を買いたい。

このニーズにぴったりあってます。

マンダリン、シャングリ・ラパリとか、アジア系の高級ホテルに泊まって、

フォトウェディングしてますもん。

 

アジアで一番弱い通貨が日本円だからって、中国の方は春節でたくさんブランド品を買いにいらっしゃるのね~。

銀座のシャネルとかめちゃめちゃ並んでますもん。

なんか、中国の方に日本人が奉仕しているみたいで、なんだかな~。

 

インバウンドのブライダル補助金よりも、日本人の若いカップルに補助金をだしてあげてほしいです。

 

ブラネおばさんは、外国人向けインバウンドは何もしてないのだけど、日本に住んでいるイタリア人カップルがいらっしゃる。

彼の出身地、ベニスで挙式なんですって!!! 素敵じゃない!!!

今週は、サレジオ教会で挙式の花嫁さんのお仮縫い。

サレジオ教会って、イタリアの修道会なので教会の建物がヴェローナのロミオとジュリエットの教会がモデルらしいの。

信徒さんじゃなくても、サレジオ教会で挙式はできるので大丈夫です。

日本にある教会も修道院、国によって、教会の建物やイメージがかわってくるので面白いです。

碑文谷サレジオ教会は、イタリアのヴェローナのイメージ。

神田カトリック教会は、フランスの田舎の村にあるようなイメージ。

どっちも、昔から人気のある教会です。

 

どっちにしても、ド派手ドレスはちょっと清貧とはかけ離れすぎで、ちょっとお下品っぽく見えちゃうのは、ブラネおばさんが中高年だからだと思います。

アイルロードから絶対にはみだします。新郎様といっしょに歩けないボリュームですもん。

 

日本ではこのタイプのド派手ドレスを作るのは、工賃が合わないので難しいです。

旧社会主義国、社会主義国だと、まだ若干工賃がお安いかもしれないですけど・・・

今、ウェディングドレスの縫製工場は、中国の深せんからベトナム、ミャンマーに移っているようです。

 

いろんな国のドレスをみたけど、日本でつくる日本製のドレスがやっぱり安心。

外人体型の花嫁さんは、フランス製でも大丈夫だけど、やっぱりお似合いになる方は限られちゃうような気がします。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ