花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち

 

今年も12分の1、終わったのですね。

ブラネおばさん、今年の目標は、混沌の時代に一日、一日を大事に生きる!

とか、大きな目標をたてちゃって!!!!

というのも、人生がほぼ終わりに近づいていると実感。

人生100年といっても、バリバリお仕事ができる健康寿命って、限られてますから。

 

さてさて、ブラネおばさんが、最近気になっていること。

アトリエに行く途中に、シンナカバシブックスという本屋さんがあります。

雑誌、漫画は置いてなくて、15人の著名人の方のおすすめの本が置いてあるらしいの。

推しの本らしく、ウインドウ全面にディスプレイされていたのがこちら。

蔦屋の大型店舗もいいけど、こういう小さな本屋さんも魅力的。

スペースが狭いから、ほんとうにオススメの本しか置いてないみたい。

 

 

お茶の葉っぱといれる茶筒を150年製造、販売している6代目社長の書いた本。

 

 

茶筒って、お茶を購入したらついてたり、100均でも販売しているものなんだけど、開花堂さんの茶筒は22000円とかする高級品。

昔は卸がメインだったけど、今はBtoC 

直接カスタマーに届くのがいいですよね! 

ブラネも卸をやめたのは、花嫁さんのご意見を聞いてものつくりがしたいから。

 

あと、どこが違うかというと、職人さんのこだわりの手作り。

壊れたら、お直しもしてくれるので、一生使えるというわけ。

ティーパックや、ペットボトルでお茶を飲む方が主流だけど・・・

お茶筒に入ったお茶の葉をいれて、急須でお茶を飲む方が減ってはいるけど、いらっしゃるけど、絶対数は少ない。

100均でも売ってるものに付加価値をつけるのは、けっこう難しい。

 

まだ、全部読んでないけど、超~共感。

それは、ブラネおばさんがものづくりをやっているからだと思うの。

 

韓国、中国をメインにウェディングアクセサリーを、購入してネット販売すると儲かるのは知ってるけど、それは長く続かないし、すぐに飽きられちゃう。

韓国アクセアリーが一時期流行ったけど、SHEINのほうが断然安い。

こだわり花嫁さんは、ETSYで探したり、DIYがおすすめ。

ブラネは小物も、ドレスと同じ生地で作ったり、ずっとお仕事をしてきた職人さんにコアフとかはお願しています。

 

ZOZOがオーダースーツをやろうとして、大失敗したのは、テーラーには敵わないから。ZOZOのへんてこりんな中国製スーツは絶対に大失敗すると思ってましたもん。

フィッター、テーラーの職人さんを舐めすぎだと思う。

職人さんの技術って、そんなに簡単にできるものではないです。

ユニクロもカスタムスーツをやっているけど、ビミョー。

やっぱり、パタンナーさんが直接やらないと難しい。

 

いくらAIが進歩しても、お洋服のオーダーは従来のままだと思います。

AIがウェディングドレスの型紙を作れるようになるのは、なかなか難しいかもしれないですね。

 

A 採寸

B ファーストパターン

C シーチングのトワル

D トアルチェック

E 修正、トレース 工業用パターンに修正

F パターンと縫製指示書が完成

 

花嫁さんが来店してもらうのは、採寸と仮縫い。

仮縫いはパタンナーさんといっしょにやっていきます。

 

ひとり1型分の型紙があります。

これをつくるのがけっこう大変。お時間がかかります。

型紙がけっこうたまっているブラネのアトリエ。

 

 

大変なことを共感してくれる花嫁さんもいるけど、プロならやって当たり前。

レンタルより安いから頼んだとか言われると、さうがに心が折れちゃいます。

 

ウェディングドレスって、100円均の茶筒レベルのをお召しになっている花嫁さんがいらしても、へんでしょ!って、なかなか言えないのが辛いところ。

花嫁さんは誰でも、キレイ、かわいいと褒めるのがこの業界。

時々、全然お似合いでもないし、これで大丈夫?みたいな花嫁さんがいらっしゃる。

指摘するか、だんまりなのか悩むところだけど、ドレスを作る場合は、ちゃんとご説明は細かくして、納得して頂くようにしています。

この予算では難しいとかは、はっきり言うようにしています。

 

そうじゃなくて、メルカリやヤフオクで、訳ありドレスを購入されている方は、申し訳ないけどお直しとかはやらないです。

お母さまとか、友達に頂いた、ちゃんとしているドレスは喜んでお直しはしますけど・・・

あと、某ドレス屋さんの完コピ。(笑)

某ドレス屋さんよりも、かわいくお似合いになるようにアレンジできるならやってもOK。 

 

ブラネおばさんは、共感=感動と思っているので、晴れの日に花嫁さんが感動してくれるドレスが作れたときが、よかったな~。って、思うし、達成感もあり。

 

幸い、ブラネはいろんな方に恵まれているので、お値段以上のドレスが作れていると思います。

ほんとうは、もっと高くしたいところなんだけど・・・

思いきった高いお値段をつけれない小心者のブラネおばさんなのであります。

あと、追加料金をなかなかとれないし、難しいところ。

 

採寸、仮縫いをして、ちゃんとしたシルクのドレスをお誂えしたいと思っている花嫁さま、ご興味のある花嫁さま、ご相談にいらしてください。

デザイン画、御見積は、費用がかかりません。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ