花嫁の皆様、花嫁のママさま、花嫁の猫ちゃんたち
週末は、猫ちゃん好きの美人花嫁さんがいらしてくださったことを、ガブちゃんに報告。
花嫁さんの家の猫ちゃんは上品なイエローゴールドのお目目、気品に満ちた毛並みの
ブリディッシュショートヘア。
お写真をみたら、最高にかわいい!!!
さすが、不思議の国のアリスのチェシャ猫のモデルだわ~。
ガブちゃんは、「ブラネおばさんのつくるミカドシルクのオーダーメイドのドレスと、ちゅ~る300本で交換だニャン!!!」と、言ってたけど、それはちょっと・・・・
ガブちゃんは、にゃんたまを取ったのでエリザベステーラ-をつけられてご機嫌斜め。
いいじゃない、美人獣医さんにだったんだから~。
今日は、ブラネおばさんがいつもおかしいでしょ!と、思っているブライダルシューズのお話。
花嫁さんは「見えないから何でもいい!」と、おっしゃるけど、けっこう靴は目立つから気をつけてほしいアイテムのひとつ。
未来の一歩を歩くのだから、できればレンタルではなくて、1日中履いていて痛くなくて、素敵なモノを用意するとよいと思います。
メイクとかがすっごく細かい花嫁さんに限って、笑っちゃうようなへんな靴を履いてたりする傾向があるみたい。あと、ドレスの汚れ等にも気が付かないそうなのです。
このタイプのビニールテカテカのタイプの15㎝ヒール。楽天とかで販売しているいかにも中国製のビニール靴。
この写真のは、まだサテン時の生地巻なのでよいみたい。
海外ウェディングとか、リゾートフォトとかには、重たいし、不向き。
下手すると凶器にもなりそう!!!
たぶん、日本はウェディングドレスのサイズがかなりアバウトなのが原因。
ほぼ、ドレスはフリーで 3サイズ対応の編み上げ。
海外のドレスは3センチピッチでグレーティングしているサイズ展開。
それを購入してリタッチをするのが基本。
日本は購入をしないし、簡易的なお直しでほどいてミシンをいれるような丁寧なお直しをしないのです。
特に問題は、スカートの丈。
靴やパニエに合わせて、スカート丈をカットはレンタルのドレスはできません。
花嫁さんに合わせるのではなくて、ドレスに合わせるので、小さな花嫁さんはスカートのパニエの分量を増やされて、高い靴を履かさてちゃうのです。
足が長く見えて、お顔が小さくみえると思うみたいだけど、後ろからみると手が短くて変なバランス。
あと、普段ヒールを履きなれていない花嫁さんが無理して履いちゃうと、ぎこちない動きでおかしいみたい。
リゾートフォト、ガーデン、海外ウェディングでは、かなり重いし、痛そう!!!
ブラネおばさんは、レンタルはしていないので花嫁さんのスカート丈をバンバンカットしちゃうのです。
そうすると、ドレスが軽やかになるからいちいち持って歩かなくてもいいし、動きも軽やかでモタモタしていなくて素敵!
8㎝くらいがオススメ。ヒールが慣れている花嫁さんは10㎝でも大丈夫。
一回しか履かないし、お金をかけたくない花嫁さんはイギリスのメーカーのこちらのタイプがオススメ。
残念だけど、ウェディングシューズは今後はやらなくなったので在庫販売のみ。
40ポンド 送料をいれても7000円くらいで購入できます。
ブラネも昔は、ソルティスのレースはシルクで靴を作っていたのだけど、お値段が合わなくなったのと職人さんがいなくなっちゃった!!!
すっごく高いルブタン、ジミチュウ、マロノブラニクとかではなくても、可愛いパンプスは探すと沢山あるみたいです。
ビニールの15㎝ヒールの凶器になりそうな重たいブライダルシューズ。
見えないと思っているけど、けっこう目立つので要注意。
昭和チックなブラネおばさんは、ビニールの15㎝ヒールをみると、早川雪洲を思いだすのです。
昔のアメリカで活躍した日本人の俳優さんなんだけど、身長が172cmしかなかったので、大きなアメリカ人とバランスが合わないので撮影の時は台の上に乗っていたのです。
今でも業界用語で、背の低い俳優さんの撮影のときには、「せっしゅうする」と言っているみたい。
ヒールの高さよりもバランスと歩き方。後、靴のせいで足が痛いと晴れの日が楽しめなくなっちゃいます。
次回はブラネおばさんがとっても苦手な編み上げドレスについて、お話をします。
ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ