花嫁の皆様、花嫁のママさま
今日もお天気がいいのに、ムズムズするゴールデンウィーク。
さっき、すっごくかわいい花嫁さんがいらしてくださって、狭いアトリエがとっても華やかな雰囲気になって楽しかったです。
そう、ブラネの花嫁さんは素敵なお嬢様ばかりで羨ましがられちゃいます。
昨日、花嫁さんから頂いたドラジェ、マカロンは一気食べをしないで味わって食べなくては・・・
海外ウェディングがやりたい花嫁さん、南フランスに行きたい花嫁さんがブラネに連絡をくださっていたのに、コロナのおかげで当分難しくなり、とっても悲しい。
ロリスくんと何回もミーティングをして、日本にハネムーンに来たときも打合せに来てくれたのに・・・
きっと、今頃は南フランスでフォトウェディングやセレモニーをやっていたはず。
ブラネおばさんは、マルセル・パニョルが子供のの時の記憶を映画化した、「プロヴァンス物語 マルセルの夏」 「マルセルのお城」の2部作が大好き!
映像がきれいすぎ。こんなところで写真が撮れたら最高!と思ったのです。
ブラネおばさんのフランス映画の趣味が古臭いと言っていた、ロリスくんもマルセル・パニョルは知っているみたい。教科書にでてきるフランスの有名人みたい。
南フランスのおやつ、ヌガー、フルーツのゼリー、カリソンが大好き!
カリソンは日本で売ってそうだけど、なかなか手間暇がかかるので作っているところがすごく少ないのです。
伝統的な南フランスのお菓子カリソンを巡って、10年くらい中国と訴訟しているみたい。
勝手に中国が真似をしてカリソンもどきを大量販売をしているのが発端。
マルセル・パニョルによると、伝統的なカリソンの作り方は、アーモンドの粉3分の1、フルーツのコンフィ3分の1、砂糖3分の1、一番大切なのはSAVOIR FAIREが、4分の1
らしいのです。
SAVOIR FAIRE(サヴォアフェール)の意味が分からなかったので調べたところ、職人さんの技術を礼賛するための言葉らしいのです。
すぐれた技術がないとカリソンはできないということみたいなのです。
こちらは伝統的はメロン味のカリソン ブラネおばさん一押しのロワ・レネのカリソン。
創業100年のミュージアムもある老舗のメーカー
18個入りで67.66€ 約9000円くらい 高級なおやつです。(笑)
カリソンの歴史は古く、1454年の結婚式のときに王様のロワ・ルネが、王妃のジャンヌ・ドゥ・ラヴァルを喜ばせるために作ったお祝いのお菓子なのです。
そう、幸せのお菓子でお目目のカタチ。
地中海でとれるアーモンド、メロンのコンフィー、こちらのメーカーさんはオレンジのコンフィーもちょっといれているみたい。
今はいちご、いちじく、抹茶、レモン、オレンジなどのいろんなフレイバーのがあっておいしいし、デザインもラブリー。
南フランスの引菓子も使われていて、ブラネおばさんも輸入したいな!と思ったけど、コストがかなりかかるのと、賞味期間が短いので難点。
マカロンもそうだけど、かわいいお菓子は手間暇がかかっているので、1個当たりの単価が高いのです。
デライトBOX、めちゃめちゃかわいいけど、一粒1.95€ 250円くらい。
カリソンミュージアムのHP
作り方の動画も載っています。
カリソンの作りとガイドツアー、ワークショップも2名からやってくれるみたいです。
ブラネおばさんが大好きな番組 グレーテルのかまどでも作っていました。
NHKは最近、面白い番組をたくさんやっているので、オンデマンドで観ています。
レシピが載っているけど、かなり難しそうなのです。
やはり、マルセルの言う通り、SAVOIR FAIRE(サヴォアフェール)がないとつくれないみたい。
南フランスのスイーツを販売しているお店がフランスにあるらしい。
ジュヴォ- 広尾店 ここにスイーツを食べに行けば問題がなさそう。
歩いても行けない距離じゃないみたいなので、お散歩途中にお邪魔することにします。
ドラジェ、マカロン、カリソンなど、お引き菓子にぴったりの可愛いお菓子は昭和の時代にはなかったかも。
昭和の時代も今も、鉄板人気は、バームクーヘンみたしです。
ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ