花嫁の皆様へ、花嫁のママさま

 

もう、お向かいのマンションはほぼ完成してる!

ニッカボッカをはいて作業されている職人さんたちの活躍はすごい!

どんどんできる億ション、一番お高い部屋から売れているらしい。

景気がいいのか悪いのか、庶民にはわかんないところ。

 

左側がブラネアトリエ 代官山アドレスもできて20年 あっという間。

 

 

今日は、フォトウェディングのロケ場所をちょっと考えてみます。

コロナ禍の影響で結婚式や披露宴をやめて、フォトウェディングに変更するカップルが増えているようです。

撮影する場所も、東京駅、東京国立博物館、丸の内三菱1号館、和田倉門とか、だいたい同じような場所で撮影されているみたいで・・・

国立博物館はウェディングドレスショップのHPでもよくみます。

ヴェールをびょ~んと、引っ張って撮影するのはお決まりになってきたし・・・

Instagramをみると、どれも同じにみえちゃうのです。

 

数年前、ブラネおばさんは仕事をさぼって、5年くらい前に山陰へひとり旅に出かけたことがありました。

子供の頃、またJRが国鉄だった時代のお話なんだけど・・・

福岡は麻生財閥の石炭が有名だったのもあるかもしれないけど、D51(デコイチ)という

蒸気機関車がまだ幼稚園の頃は走っていて、乗ってましたもん。

アンアン、ノンノンがおしゃれ雑誌として、脚光を浴びてた70年代。

インターネットのない時代は雑誌で情報をゲットするのが普通だった時代。

国鉄のキャンペーンで、ディスカバー・ジャパンというのをやっていて、日本の良さを再発見する旅を提案していて、百恵ちゃんの「いい日、旅立ち」が大ヒット!

花嫁さんのママは、そうだったわ~!と思い出してくれるはず。

テーマは「美しい日本の私」川端康成先生のコピー

 

そのときに、山陰の小京都 津和野がおしゃれ!というのをどこかでみたのと、お土産に津和野の和紙で作った花嫁さんのしおりをもらって、感激したのを覚えています。

それで、いつか大人になったら、津和野へひとり旅にでかけよう!とずっと思っていたのが、叶ったというわけ。

 

出雲から益田まで、山陰本線で日本海を見ながら列車の旅。

島根県益田で森英恵先生のオートクチュールのパリコレの展示をみて、同じホールで佐藤しのぶさんのオペラの夕鶴をみて(衣裳担当は森先生)、そして、ご本人がいらしていて少しお話もできて、とっても幸せな贅沢な一日。

森先生は島根出身らしい。

それから、憧れの津和野へ。

 

やっぱり、城下町で素敵。 

街がとてもきれいなのと、わた家の露天風呂からみる星がキレイで・・・

たくさんの流れ星にお祈りをしちゃいました。

 

次の日は、SLに乗車しようと思っていたけど、週末しか運行してなくて残念!

SLやまぐち号

 

 

 

で、ちょっと思ったのは、ピーターメイル(イギリス人のNY広告会社勤務)が、南フランスのプロヴァンスの田舎がとても素敵なことをエッセイ本にしたら大ブームに!

それまで、そんなに知られてなかったプロヴァンスが有名になったのはこの本がきっかけ。

イギリス人、アメリカ人がたくさん南フランスの田舎に旅行するようになります。

パリも素敵だけど、やっぱりフランスの田舎は中世のおとぎの国みたいでとてもかわいいのです。

これからは都会ではなくて、田舎のよさが見直されるのでは?と思っているけどどうかな???

 

70年代はアンノン族(anan non-noを読んている人たち)で大ブームだった津和野は、

今もなかなかレトロでよい感じ。

こういうの、けっこう大好き!

最近はレトロ昭和ブームなので、きっとミレニアル世代は興味を示してくれそう。

そう、いまどきの言葉でいうと、エモい!

※最近覚えたので、ちょっと使ってみたいブラネおばさん。

エモーショナルな意味らしい。

 

ゴシック建築の昭和初期に建てられたカトリック津和野教会。

なぜか、お堀のある城下町に違和感なくマッチしています。

フェイクチャペルと違って、重厚感もありステンドグラスもきれい。

びっくりしたのは、会衆席が長椅子ではなくて畳。

正座してお祈りをするみたいです。

 

 

お堀に錦鯉がうようよ泳いていて、すっごく大きい!菖蒲と鯉もマッチしています。

 

教会の前の城下町の通り 

 

行かなかったけど、太皷谷稲成神社(日本5大稲荷神社)や300年の歴史のある堀庭園など、撮影スポットがたくさん!

 

ブラネおばさん的には、こういう旅情あふれる街でフォトウェディングをするといいかな?

と思うのですが、どうでしょう?

検索すると、ぴったりの企画がありました。

 

 

が、しかし・・・

2015年から更新されていないので、この企画はヒットしなかったのかな???

電話してみてもつながらないし・・・

観光局に聞いてみたら、プロデュース会社を通さなくでも大丈夫そう。

警察の許可はいらないけど、私有地は確認したほうがよいそう。

カトリック教会は工事中らしい。

 

国鉄がJRになって、今もディスカバー・ウエストをやっているみたいだけど、初期のイメージのほうが強いかも。

海外に行けなくなった今、日本のいいところを再確認してみると沖縄以外にもありそう。

沖縄がブームになるとみんなそっちに行っちゃうけど、ブラネおばさん的には小樽の運がもよいかな!

 

日本のどこかに素敵なフォトウェディングができる場所はないかと模索中。

東京でもいいけど、誰もインスタにあげてない素敵な場所があるといいのにな!

みつけたら、ブラネの花嫁さんだけにこっそり教えてあげちゃう。(笑)

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ