花嫁の皆様、花嫁のママさま

 

9月になるのに、まったく秋の気配もしないなんて・・・

ほんとうに特別な夏だったのは、間違いないと実感。

 

50歳すぎたら、おばさんからおじさんになりつつあるブラネおばさん。

昭和語録がすっかり身についています。

 

ウェディングドレスのオーダーメイドとか、絹の素材とか、いまどきの花嫁さんは興味がないんじゃない!?

ウェディングドレス → メルカリ直行 って、感じじゃないの!?

と言われて、凹む。 

気持ちとしては、メルカリ直行便は悲しいけど・・・

さすがに、メルカリで婚礼用のインナーを買うのは衛生的ではないからやめたほうがいいと思います。

インナーのボーンも曲がったりするし、こんなところでお金をケチるのはダメ。

花婿のお母様にバレると恥ずかしいかも。

 

お誂え

オーダーメイド

フルオーダーメイト

正絹

初絹

お仕立て

仮縫い

お蚕

なとの言葉は死語かもしれません。

でも、男子のテーラードの世界はこの言葉が残ってます。

男子のほうが素材重視。女子のほうが、見た目重視。

けっこう男の子はロマンチストなんだと思います。

 

ブラネおばさんなんか、花嫁さんが耳をかしげるような古い言葉と使っているてみたい。

昔からの言い伝えな迷信を本気で信じてるし・・・

ブラネおばさんは、ウェディングドレス姿を新郎さまにD-DAY以外に見せるのは、もったないないと思っているのです。

 

「結婚式の前に花婿が、ウェディングドレス姿の花嫁をみると不幸になる。」

と、いう迷信を本気で信じているのです。

これは、ヨーロッパの花嫁さんの間でも論争になっているけど、ほぼ9割くらいが見せないようにしているみたい。

中には、コーディネートやお金のこともあり、情報をすべて共有したいというカップルもいます。

 

当日に、花嫁姿をみせたほうが、驚かせられるのでいいと思うけど・・・

ファーストミートとというか、ファーストルック。

※ First meet の場合、最初にお肉がでてくると思われるから、First lookがいいかな?

ブライダルって、和製英語がたくさんあるみたい。

 

あと、ブラネおばさんはどんどんブラネおじさん化しているので、花婿さんの気持ちがちょっとわかります。

もともそ、男子には甘いところもあります。花嫁さんにはもっと甘いけど・・・

花婿さんは、一生仕事をしないといけないので、プレッシャーがあると思うのです。

あと、仕事のできる男の子って、週末も仕事を持ち帰ってやってたり、金曜日の夜に接待等があったら、週末は寝ていたいかも・・・

写真を撮られるのが嫌いなシャイな花婿さんもいたりするケースもあるし・・・

でも、随分前よりも花婿さんが協力的なケースも増えているようです。

 

そもそも、ファーストルックは古いしきたりなので、今どきの花嫁さんはやる必要性もないかもしれないけど・・・

でも、花婿さんを喜ばせるとても素敵な演出だと思います。

海外のお写真をみると、感動して泣いている花婿さんもいらっやる。

 

 

あと、ブラネでは花婿さんと花嫁のパパが同時にファーストルックを体験しているパターンもあります。

ブラネおばさんは、これにはすごく感動してもらい泣きをします。

教会でバージンロードのシーンは、パパも花婿も花嫁さんのドレス姿をはじめてみるというケース。

 

 

ファーストルック。

この古いしきたりは、やっぱりロマンチック。

花嫁さんの気持ちもわかるけど、ウェディングドレスは内緒にするのがよいと思います。

 

ブラネの花嫁さんには、ブラネおばさんは見栄っ張りだから、こういうようにお願いしているの。

先方のお母様にお衣裳のことを聞かれたら、

「正絹でウェディングドレスをお誂えしています。」

そういってね!って、お願いしていますもん。

オーダーメイドだと、中国の自分で採寸するドレスを同じ意味だと思っている花嫁さんもいらっしゃるからそれとは違うの。

ちゃんと、お仮縫いをしていますもん。

あと、プレタの場合でも、フランスの新品のドレスしかお渡ししていません。

それがセール品であっても、新品じゃないと意味がないと思っています。

とにかく、ファースト、最初が肝心。

 

自分だけのためにお誂えしたドレスでファーストルック。

ブラネおばさんが若いときに、絶対にやりたかったことなので、花嫁さんにもオススメしています。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ