花嫁の皆様、花嫁のママ様

 

お引越しの準備、真っ最中のブラネおばさんであります。(涙)

 

ブラネの卒花嫁のみなさま、ごめんなさい。

ここ数年の花嫁さんの型紙は保管しているのだけど、古い花嫁さんの型紙をお引越しのために捨てています。

さっき、仲良し親子のママと花嫁さんにパターンを捨てちゃう現場を目撃されていまいました。(汗)

ドレスがあるから大丈夫!と言ってくださったのですが、ちょっと気が引けます。

3年以内のオーダーメイドの花嫁さんのパターンは保管しているけど、もう置ききれなくて・・・

 

同業者の方から、アパレルの企画の方からも信じられない!と、言われるのは花嫁さんのパターンを創業以来ずっと保管していてたことです。

あと、レンタルもしたことがない!

 

ブラネのドレスはおひとりおひとりに、ファーストパターンをひいて、仮縫いをして修正をして、型紙をつくります。

型紙があれば、もしかして花嫁さんのお嬢様が着てくださるときにリメイクやお直しが簡単なので保管しておりました。

サイズオーダーじゃないし、パターンの使いまわしをしないので、手引きのパターンなのです。

 

シーチングのトワルの仮縫いの様子。この地道な作業がウェディングドレスのオーダーメイドには大事なのです。

 

 

手引きのパターンとは、パタンナーさんがCADを使わないで定規と鉛筆で線をひくことです。

日本のアパレルだとヨウジヤマモトがそうみたい。

NHKで特集があったから間違いありません。

「ヨウジヤマモト〜時空を超える黒〜」

さすが、お洋服に命をかけていらっしゃる!

 

けっこう地道に、お仕事をしてきたわ~。って、パターンの山をみたときにそう思いました。(笑)

仮縫いを卒花嫁さんしかわからない経験だったと思うし、幸せを沢山分かち合いながらいっしょに製作をしたことを思い出しました。

 

パタンナーさんがCADを使わず、定規と鉛筆をつかって書いた手書きのパターン。

パターン1枚ずつ、花嫁さんのお名前が書いてあるの。

 

ほんとうにごめんさない。

パターンは思い切って捨てちゃったけど、絵型のついた縫製指示書、お手紙、お写真、プレゼントは大切に思い出箱にいれて保管しています。

だから、いつどんなドレスをお召しになって花嫁さんになったかは、バッチリわかります。

あと、記憶力がいいのでお電話を頂いたときに、すぐに思い出せちゃう!(笑)

 

引越しが終わったら、ご近所の超~セレブが通うお料理教室でお菓子のお勉強をしている卒花嫁さんがケーキを持ってきてくれることになっていて、超~うれしいな!

お堅いお勤めから新しいことに挑戦しているのは、すごい!

きっと、素敵なパティシエさんになるわ~。

海外へ行ったり、学校へ行ったり、事業をはじめたり、アクティブなブラネの卒花さんたち。

結婚式が終わったら、次なる挑戦をして頑張っていらっしゃる。

私もそれに続かないと・・・

おっとりしてたり、ちょっと不思議ちゃんだったり、頭脳明晰だったり、個性的な花嫁さんでみんな優しいお嬢さんたちだったので、パターンも大事に残しておいたのだと思います。

 

引越しの掟としては、見積を一括でお願いするポータルサイトに連絡をしないこと。

電話、メール攻撃がすごい!

引越し侍とハナユメは同じ会社なのね!

見積をするとめちゃめちゃ営業電話がかかってくるから要注意なのと、コミッションが加算されると思いました。

あと、IKEAの家具は運んでくれないので、解体をすべし。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ