花嫁の皆様、花嫁のママさまへ

 

猛暑な東京。 さすがに暑いのです。

 

この時期に前撮りは、疲れそうだし、ドレスが汗でドロドロになりそうで心配。

前撮りや後撮りで使用したドレスを、クリーニングもださずにメルカリで転売をする花嫁さんには激怒しちゃうわ!不衛生だし、意地悪な卒花嫁だと思うのです。

汚い汗臭いドレスにお金をだしたプレ花嫁さんがかわいそうだから、怒ってます。

 

特にシルクのドレスは、汗をかいたままだとシミになるし、臭いもついてしまいます。

汚れてる~!って、いつも言ってるけど、気にならない花嫁さんは多いのかな?

普段の洋服でもすこし歩いても汗がでるのに、フォトウェディングをすればどういう状況になるかおわかりになると思うのです。

 

ドレスの汚れも気になるけど、サイズの合ってないドレスがすごく気になります。

お似合いになっている、なっていない以前の問題。

サイズがあっていて、バランスよくて、素材がよければ、大丈夫だったりもします。

 

ブラネの花嫁さんは、ちょっとだけ欲張りさん。

 

ロールカラー(日本のアトリエ系ドレスショップのド定番)

長袖のクラッシックなレース、

ビスチェのドレス

 

この3つのデザインを希望のケースが多いのです。

 

じゃあ、そうしましょう!ということで、研究に研究を重ねたのです。

フランスのドレスメーカーの双子ちゃんパタンナー&デザイナーさんの元プロニプシアの外注縫製→サンブリン →アトリエエミリアの双子の三姉妹のショップは、30年前からのお知り合い。めちゃめちゃキャリアが長いアトリエのウェディングドレスショップ。

 

ここの2WAYのレースの使い方が一番お上手。

日本のウェディングデザイナーさんは、機能性やドレスの多様性を重視しないから、

すごく斬新だったのです。

素材もすべて、フランスのカレレース。

 

フロント

バックスタイル

 

では、ブラネのドレスの作り方を説明していきます。

 

ミカドシルク(絹100%)のビスチェドレス

 

まずは、シンプルな原型のビスチェドレスを仮縫をしていきます。

ミカドシルク(絹100%)です。変色しやすいので、レンタルには不向きな素材。

古くなるとアイボリーになりますが、最初はオフホワイト。

 

スカート部分の蹴回し(裾の周りの全体の長さ)は、仮縫で決めていきます。

トレーンが長いと蹴回し増えるので、必然的に生地が多く使います。

裾は、手まつりなのでけっこう時間がかかります。

 

ホテル挙式の場合は、トレーンが長くしています。

逆にレストランの場合は、そんなに長くはしていません。

 

 

ロールカラーのドレス

 

ビスチェに釦をつけておいて、ロールカラーの部分にセッパ(ルーパー)をつけているので、簡単に装着ができます。

ロールカラーの巾とかは、仮縫をしています。

肩幅やお顔の大きさで調整をしています。

 

 

フランスレースの長袖のドレス

 

ブラネの花嫁さんは、挙式のときはノーブルに長袖、お袖つきのレースのブラウスを着るケースが多いです。

フレンチスリーブ、7分丈、オフショルダーなど、いろんなタイプのブラウスをつくっています。

 

 

シーチングで仮縫をするのだけど、それが終わってのお支払いなのです。

たぶん、そういうシステムのドレス屋さんはうちたけだと思います。

仮縫いをするのに、20%~30%アップをするケースが多いけど、仮縫いはついています。

 

あと、仮縫いが終わってドレスが出来上がったら、微修正とお小物づくり。

微修正とデザイン変更は違います。

サイズ調整です。

 

夜な夜な残業して作っているリングピロー。

モナコのカメラマン、カシアさんがかわいく撮影してくれています。

 

 

ヘッドドレスのコサージュもハンカチも、素敵に撮影をしてくれて嬉しいな!

いつも、スマホでバタバタ撮影してプログにアップしているけど・・・

さすがフォトグラファーの物撮りは上手ですね!

 

 

いつも納品のときのラッピングは、ブルーのリボンを結んでいます。

日本では、お仕度のときにリボンを捨てられてり、花嫁さんが結び目をほどくことはないけど・・・

納品時のリボンも撮影してくれると、なんだか嬉しいのです。

ブラネでは、花嫁さんがみなくてもサムシングブルーのリボンでラッピング梱包をしています。

 

 

ブルーは聖母マリア様のお色目なのです。

それで、サムシングブルー。

幸せになってほしいと思っています。

 

フルオーダーメイドのウェディングドレスは、ご相談、採寸、トワルチェック、微修正、お小物合わせと、3回~4回のご来店で完成します。

 

セルフ採寸、採寸だけで中国工場でつくるドレスとはまったく工程も、手間隙も違います。

 

日本で尊敬しているウェディングドレスデザイナーさんはいないけど、彼女たちのことはめちゃめちゃリスペクトしています。

 

はじめて会ったときは、水車のあるヌムールのかわいいアトリエ。

わたくし、日本の彼女たちが取材されている雑誌の切り抜きを持参して、会いにいきました!

25歳だったし、インターネットがないから自分で確かめないと分からないことだらけだったのです。

彼女たちは50年、ドレスを作り続けています。

どんなに経営が困難なときも、おやめにならなかったのです。

 

プロニプシアもそうだけど、ドレスを愛していているアトリエエミリア

アトリエエミリアのHP

http://www.atelieremelia.com/en/collection-ss-2019/

 

 

日本では動画がみれなかったけど、フランスのテレビ番組で紹介されています。

 

フレンチスタイルのマリエにご興味がある花嫁さまは、ぜひお気軽にご相談にいらしてください。

夜は遅くまで、お仕事をしているので会社の帰りによかったら訪ねてください。

当日も、時間が空いていれば予約を承ります。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ