花嫁の皆様、花嫁のママ様へ

 

もう、年が明けて10日も過ぎているなんて・・・・

お正月の3日にみた映画のソフイア・コッポラの椿姫がすごく素敵でした。

彼女の映画は、衣裳がゴージャスなので参考になります。

悲劇のお話なんですが、ヴェルディの「乾杯の曲」を聞くと華やか!

衣裳がヴァレンティーノ・ガラヴァーニ

今、一番の売れっ子、マリア・グラッツィア・キラリがDIORに移籍する前にデザインした

ドレスもありました。

 

メゾン・ド・クチュールなんて、夢の世界だと思っていたのですが、年末にDIOR展をパリでみてから、興味津々になりました。

パリでフォトツアーや挙式の写真を撮ってくれているアルモンが、ルイヴィトングループのアルノー社長のポートレートを見せてくれたからかも。

パリでフォトツアーをしてみたい花嫁さまがいらっしゃったら、ご紹介しますね!

超~セレブ御用達カメラマンだけど、破格のプライスでお願いできます。

 

 

ソフィア・コッポラの「マリーアントワネット」の映画のおかげて、マカロンが大人気になりました。

昔、お土産にラディレのマカロンを買ってきてもあまり喜ばれなかったのに・・・(笑)

この映画の衣裳もゴージャスラブリー。

パコダスリーブのドレスは私も大好きです。

アカデミー衣裳デザイン賞を受賞作品

 

 

ずっと若い頃、映画が大好きで青山のシナリオセンターに通ったりしたけど、才能がなさずぎでした。

私の前にPRNUPTIA PARISの日本代理店をやっていた近藤ご夫婦は、ご主人は東映の映画監督で脚本家だったし、奥様はフランスに留学してパリオートクチュール組合の

学校でパターンを勉強されていたし・・・・・

フランスのエスプリがまったく乏しいのに、このご夫婦の後ろ盾があったおかげで、このお仕事をしております。ほんとうに、トホホです。

 

そうそう、PRPNUPTIAのデザイナーはどんな人って聞かれるのでお答えしますね。

初代は、ジャック・エイム     

ローブ・ド・マリエ一筋だった、ジーン・カンデロン

サンディカ オートクチュールのテット・ラピドスの息子のオリヴィエ・ラビドス

彼は日本や中国にも住んでいたこがあり、東洋に興味があったそうです。

LANVANのデザイナーに去年から就任しています。

話はそれちゃいますが、LANVAN BRANCHのウェディングドレスがとてもかわいくて好きででした。

銀座の教文館聖書ビルにランバンのウェディングドレスショップが2階にありました。

今も同じ場所にフラッグショップはあるけど、ウェディングドレスはないのが残念。

 

オリヴィエ・ラビドスはウェディングドレスをつくるのがとても上手だから、LANVAN BRANCHが復活するといいのにな!

DIOR、LANVAN、GVANCHYも最近、ウェディングドレスラインをだしてくれることを期待しています。

最近気がついたのは、ディオール、ジバンシィも女性デザイナーの起用。

ちょっと前までは、男性デザイナーしか活躍できなかったのに・・・・

 

ランバン ブランシェのウェディングドレス2013年モデル

 

 

PRPNUPTIAはウェディングドレスメーカーなのですが、PR の方法が斬新。

森英恵先生、ジャンポールゴルチェ、クリスチャンラクロアとかのコラボをしたり、

いまをときめくホテルコストのコスト兄弟の前に、レコードレーベルをだしていたし・・・

テレビCMやル・マンのレースにも出ていました。ちなみに、マッセ社長はウェディングドレスメーカーの社長でもあるけど、カーレーサーでもあります。

社長室にトロフィーとヘルメットが置かれていました。(笑)

フランス西部、ル・マンとプロニプシアの本社のあるマエンヌは近い距離にあります。

そう、ル・マン耐久レースは、フランスのル・マンというところで行われています。

 

 

プロニプシアのデザイナーさん(新しい女性デザイナー)さんの作品

昨年12月のミス・フランスの大会用にデザインしたドレスです。

審査員長がジャンポール・ゴルチェでした。

 

 

 

不景気と言われているけど、華やかなフランスのウェディングドレス業界。

それに比べて、華やかさにかける私自身なのであります。(笑)

パリに住んで、オートクチュール組合の学校を卒業して、スタージュからメゾンのデザイナーになっているわけではないので、地味にバイイングをしております。

やっぱり、フランスのモード界はすごいな!と思います。

 

次回からは、ウェディングドレスのオーダーメイドのシルクの素材等を説明しますね。

 

ブランシュネージュ代官山 松藤ゆきよ