失速するチームの負け方 | Yukirhythm-ユーキリズム-

Hello!!

 

元日に勝って勝利と第1シードのお年玉をファンに届けたいNO戦でしたが、ディフェンスの頑張りを無駄にする拙攻で20-10で負けました。

 

最初のドライブは最近の傾向通り全く止まれず、しかも今季絶好調だったスウェットが首を痛めて救急車で運ばれるアクシデントに見舞われる苦難のスタートとなりました。

 

ディフェンスは前半の間に立て直して何とか13点に抑えていましたが、オフェンスは3&Oの連続で、最後のドライブ以外1stダウンなしという有様で、文句なしのワーストなオフェンスでした。

 

前半最後のプレーでスミスが足を痛める(結局大丈夫でしたが)緊急事態もありましたが、前半の終わりからオフェンスが出るようになり、後半最初のドライブでTD決められたら試合が分からなくなると期待していましたが、ゲインウェルのTDを誤審で取り消される不運もあって3点のみと苦しい展開は続きます。(人のせいにしてはいけないですが、納得出来ないものは納得出来ない)

 

その後はお互いにディフェンスが頑張ったのかオフェンスがおぞいのか、接戦のまま試合が進みます。

 

そんな中でAJが独力でエンドゾーンに走り切り3点差に迫りますが、ディフェンスがNOオフェンスを後半無得点に抑えていながら、ミンシューがPick6を献上してしまいます。

 

後半のディフェンスの安定感は一切心配しなくていいレベルでしたが、オフェンスが最後の最後に失点するとは夢にも思わず、呆然としてしまいました。

 

まだ逆転は可能な時間ではありましたが、今のチームに10点を返す力はなく、あっさり終了してしまいました。

 

またも勝てる試合を逃したという印象ですが、これで勝てると思う方が間違ってるという内容でもあり、CHI戦から続く失速が止まりません。

 

典型的な息切れするチームの負け方で、NYG戦にハーツが戻って来てもプレーオフ戦えるのかという不安が出て来ました。

 

純粋なチーム力だけなら2017年より今のチームの方が強いと思いますが、プレーオフで何かをやってくれる雰囲気や奇跡を起こそうとする覚悟は2017年の方があったように感じます。

 

ハーツの復帰に照準を合わせているのかもしれませんが、様子見してやっていられるような甘い状況ではないし、いつハーツが抜けるか分からないリスクを背負いながらリスキーなプレーばかりする余裕はあるのか疑問です。

 

試合中にCJGJが抜けてからターンオーバーを奪えなくなって、逆にボールを失う機会が増えているという分かりやすいデータが出ていましたが、12月に入ってからの失速はプレーオフで勝てないチームの負け方です。

 

スウェットは下手すればシーズンエンドかもしれませんが、形振り構っていられないでしょうからハーツ、レーン、CJGJはプレーオフに戻るでしょう。

 

終盤に抜けた主力3人が戻ればBALのような無様な負け方はしないと思いますが、ハーツの復帰で別のチームになってくれるといいのですけどね。