チーム崩壊寸前 | Yukirhythm-ユーキリズム-

Hello!!

 

傷心の旅から戻って色々と落ち着いたところでSEA戦を振り返ります。

 

シーズンが進むにつれて本来の破壊力を取り戻しつつあるディフェンスとは対照的に、オフェンスは酷くなる一方で、ある意味NO戦のような「底」まで落ちた感があります。

 

ついに秘密兵器グレッグ・ウォードが登場してキャッチする度に大歓声を浴びていましたが、1stダウンには全く届かない5ヤード程度のパスを捕るだけで喜んでしまうところがWRの惨状を物語っています。

 

捕ってくれないWRをウェンツがもはや信用していないレベルであり、QBコーチ出身であるピーダーソンもフラストレーションを溜めてばかりのウェンツに何もしてやれないという、チームとして最悪の状態です。

 

スロット以外は使い物にならないアグラーと、そのアグラーレベルに劣化したジェフリーが二人揃って試合に出ていたとしても結局ウォードと同じような40ヤード前後のしょぼい成績に終わっていただろうし、最高につまらなかった2016年以下のオフェンスが機能する道筋が全く見えません。(日程的には楽なのが唯一の救いです)

 

ディフェンスはラインの力関係が圧倒的に有利だった事もあってウィルソンにサックを浴びせまくりましたが、4Q終盤まで3点しか取れないゴミオフェンスでは勝てません。

 

フルメンバーであればNFLトップクラスのオフェンス力があるのは開幕戦で証明しましたが、キーマンのデショーン一人抜けただけで崩壊する、文字通りの砂上の楼閣であるのは予想外すぎました。

 

ウェンツとゴーダートがあれだけファンブルで相手にボールをプレゼントしてしまったらこの結果はむしろ当然ですが、今シーズンのチームの課題になっているボールセキュリティはコーチ以前の問題だと思います。

 

本当にSEA戦がチームとしての底になって、後は上がる一方ならいいですが、まともなレシーバーがいないにしても、先週のメンバーで唯一実績のあったMatthewsを上手く使えずすぐクビにするような奴が指揮するチームに先はないと思います。

 

むしろ、あのオフェンス陣で数字上はまともな成績を残しているウェンツは色々な意味凄いと素直に称賛したいですが、ウェンツのためにまともなチームとコーチを揃えてあげて欲しいです。(痛めた手首は取り敢えず大丈夫かな?)

 

ディフェンスに点を取って欲しいとここ最近願望混じりに書いていますが、BALを見ていると錯覚してしまうけど、ディフェンスが点を取るって本当は凄く難しいんですよね。