こんばんは。



☆ 男の子に負けるのが1番嫌い





放課後 担任、呼び出された母親と私で
今後の作戦会議 が開かれました
私の住んでいた地域の学区には
進学校として トップのS高校が君臨し
そのすぐ下に J高校
少し空いて R高校 がありました
当時の 私の成績では
S高校は 小指が届くか届かないか…
私立を失敗した この時点で 候補から外され
J高校か もっと安全圏をとって R高校か…
J高校は
成績を見れば十分届くところでしたが
問題は 通知表の点数 でした
私は 国立の附属中学校に通っていたため
相対的に見ると 通知表の成績が低くなり
必要な数値ギリギリになっていたらしいのです
担任は それを とても 懸念していました
母親は
どちらでも あなたが 好きな方を受ければいい
そう言ってくれました
15歳の私は脳内会議
2つもレベルを下げたくない
でも また落ちたらどうする?
行きたくない 1.5次試験で受ける予定の
私立高校に通う?
どっちも嫌だ!!!
私は S高校に行きたかった
でも、無理だとしたら・・・
無理なら せめて J高校に行きたい!
そして いつの間にか
自分自身 に宣言していました
絶対に J高校に 合格する!!
行きたくない 私立高校には行かない!!
そう強く決心して
担任に伝えると
君がそう決めたなら 頑張りなさい
きっと 大丈夫だよ
そういって 背中を押してくれました
結局
私は 宣言どおり J高校に合格しました
それも 学校から ただ一人
すごくすごく辛くて
人生は思い通りにならないんだ…
ということを 知った15歳の冬でした
と同時に
腹から決めたことは 現実になるんだ…
と気づいた15歳の冬でもありました
もうひとつ、母親の話ですが…
母親は 受験当日の朝に 私が不合格になる夢を
見たのだそうです
高校に行って 受験番号を探したけどなかった
何度も何度も繰り返し確認したけど
番号は見つからなくて
あぁ。。。落ちちゃったんだ
そう思って目が覚めたんだそうです
で、合格発表の日に 校門を入ったときに
夢で見た景色と全く一緒だったので
見る前に あ。。。って思ったんだそうです
母親の勘ですかね
今は 笑い話です
いろんなことを 乗り越えて 今の自分がある
そのことに 感謝です
次回は ♡青春編♡ です
愛をこめて
由希