放射線治療 7/25回目 | ゆきぺにの子宮頚がん、やっつけ記

ゆきぺにの子宮頚がん、やっつけ記

30歳。2人目出産後、子宮頚がんを発見。
治療の流れ、日々思うことなどをつれづれと。私と同じ境遇の方が少しでもこの病気を理解する材料になったら。またあなたの大切な人を支える為に情報を集めてる方のお手伝いができたら。病気もブログも初心者ですがよろしくね。

今日は暦ではゴールデンウィークでお休みだけど、放射線治療をしている患者さんには特別に病院を開けてくれました。休みが続くと、効果が半減しちゃうんだって。ありがたし。

初めて、休みの病院に入った。入院の経験もお産以外は特にないのでなんだか新鮮。

壁に貼ってある、近くの小学校の生徒さんたちが書いた絵画の作品をじっくりみたり、いつもは人でごった返してるロビーをゆっくり歩いて見たり。人がいないと逆に、たくさんの人がこの病院で力を合わせて病気と戦ってる人たちをサポートしてるんだなって見えてきた。

そしたら、何だか「死」というものに対して、あったかく感じた。不思議。あんなに冷たくて孤独で、怖いって感じてきてたのに。

もう、これからは自分を健康って呼べないこと、5年先の生存率がもう当たり前に100%ではなくなっちゃったこと、これからお薬を飲み続けたり、治っても再発とかをいつも気にしながら生きて行くこと、いろんなことがショックで悲しくて、考えると辛かった。でも、そろそろ1ヶ月半がたって、そういった感情にも慣れてきたんだね。

今は、何より家族の言葉や笑顔、友達の気遣いやメッセージがとてもありがたくて感謝ばかりしている。私はこの病気とたたかうことで成長するんだなーと思います。

そう考えると、人生ほんとに無駄ってないのよ。どんなささいなことも、長いブランクも全部積み重なって、大事な一コマになるんだねー。

そんなこと、今日は感じました。