そこで日曜日に問題が。
入居ひと月で4回転倒し、しかも夜タバコを吸いに外に出るタイミング。
顔面打撲、骨折。
そもそも認知症対応の施設ではなく、
自分の身の周りは困難だけど、
頭はしっかりしてる方が入るところなんです。
夜間の勤務者もすくなく、出口に誰かいる時は鍵を開け、外に出して下さるのですが、転ぶのはいつもそのタイミング。
それもあって施錠されているので、禁煙の部屋で
喫煙しちゃったんです。
ええええ〜?!
そんな事したら追い出されちゃうよ?
と言ったら、
それで結構!家に帰る!
とりあえず、外泊という形で一旦家に。
その代わりなーーんにもケアしませんでした。
あー!俺は一人で何だって出来るんだ!帰れ帰れ!
ひと月って凄いね。
お弁当も買いに行けなくなり、
お風呂も沸かせなくなり、
薬はどれを飲めば良いのか混乱して
癇癪を起こす。その度に電話が来る。
そしてすぐ下に住む叔母にも無視する様にお願いし、新聞も止めてあるので混乱して電話がじゃんじゃんかかってきた。
お父さんが望んだ生活でしょ?
誰も助けないよ?
心を鬼にしました。
まあいつも私は鬼ですが。
食パン買ってこい!
それくらい自分で行って。自分で何でも出来るって言ったでしょう?
タバコがない!
吸わなきゃいい。
そんなこんなで、先ほど施設に戻りました。
三食提供してくれる有り難さ、
退屈かもだけど不自由なく生活できる幸せ。
穏やかに暮らす事。
一人では無理な事、
娘らにはそれぞれの生活がある事。
介護なんかされる俺様じゃない!
っていきり立っていましたが、
大人しく戻りました。
あ〜〜やっぱりここはいいなぁ、って。
そしてまた、小一時間で、
騙したな?
こんな所に入れて!
家に帰る!
まあ、点で生きてるんだから
あの日々はしっかり忘れちゃってるのね。
また転んでください。
打ち所、間違えないでください。
がっつり脳みそカチ割って下さい。
それ位イラつきました。
施設の方は、時間が解決すると言って下さいます。
ただ父は家で母のいない、話す人がいない生活を実感したはずです。
ちょっと可哀想だけど、実感して欲しかった。
薬なんか二、三日間違えて飲んだところで、どーって事ないです。
アリセプト飲み出して、落ち着きが無くなり薬をかえ、ようやく落ち着いてきたのに。
まあ、しばらくは様子見です。
そんな日に作ったご飯。
たこ焼きもどき。
お好み焼きにネギと天かすとタコ入れて焼いた。
美味かったよ!
普通のお好み焼きの素に卵を入れ、よく混ぜて
フライパンにひろげ、天かすとタコ、紅生姜、青ネギ、なぜかチーズもいれて、オムライスみたいに形作り、お皿にもり、格子状に包丁をいれて、青海苔、ソース、マヨネーズ。
なんかの本で見たか、誰かのレシピなんだけどね。
混乱すると、こんなもん作っちゃうんだね。
ドラムも辞めようかと思ったくらい、
追い詰められた。気持ちが。
そもそも父とは距離があるので、
今更仲良くなんか出来ないのよ。
だけど実父だから父が穏やかに過ごせる様、
私達なりに考えているのよ。
さて、来週は納骨です。
納骨したら、辛い時はそこに逃げることにする。