前略、さとう宗幸 様。
仕事帰り、ぶらぶらと街の中を目的もなく歩くのが好きだ。
仙台の街に見切りをつけて旅立った10数年前のオレ。
でも、結局帰ってきた。
それが良かったんだか悪かったんだか知らんが、オレはこの街が結構好きだったりする。
で、ぶらぶらしながら立ち寄った中古CD屋でコレ↓買いました。
青葉城恋唄21 【Mess→Age Crew】
オレ、ラップだとかヒップホップだとかって音楽は大が付くほど嫌いです。
なんで?って言われてもうまく答えらんないけど、何いってんだかさっぱり分かんなくてとにかく嫌いなんです。
このCDもさぁ、そんなワケの分からない音楽だとは知らずに、¥150って表示にひかれて買っちゃったんです。
前略、さとう宗幸 様
あなたの伝説の名作が、何だかよく分からない兄ちゃん達によって復活されましたよ。
まぁ、オレは復活とかって言葉はあまり使いたくはないんですけどね。
未だにしみじみと 「あぁ、いい歌だなぁ」 と思いながらあなたの名曲を聞いていますもん。
時代を感じさせない名曲だと思ってますもん。
聞くたびに仙台っこで良かったなぁと思っちゃいますもん。
しかしですね、コレ↑はどうかと思いますよ。
カバーとかって言ってるけど、歌詞はサビしか残ってないですもん。
その辺、宗さん的にはどうなんでしょうね・・・?
でもね、ラップ嫌いなオレではありますが、何度も何度も聞いてみたら、意外といいかも?って思っちゃったんですよ。
歌詞をよく聴いてみたら、子供から大人へと成長していく仙台の若者の青い心情を、驚くほど鮮やかに表現しちゃってるんですよ。
そうはいってもやっぱり世知辛い世の中ですよ。
彼らのこのカバー曲への評価、どうやら世間はあまりいい感じに思っちゃいないみたいですよ。
あぁ、さとう宗幸 様。
あなたがコレを聞いてどんな風に思っているのかが気になります。
あくまで本心を・・・ってことなんですがね・・・。
草々。