私の夫はAmazonプライムの会員になっているのですが、その会費毎月600円と、夫がAmazonで購入したものは生活費に計上しています。
なので、生活費の管理を行っている私は、毎月夫のAmazonアカウントの購入履歴を確認し、家計簿にせっせと書き写しています。
一応言っておきますが、
夫が何を購入しているのか、興味があってチェックしているわけではありません。
夫自ら、その月に購入したものの購入日と品目と金額を教えてくれればこの作業は必要ないのに、夫は面倒臭いらしいので、私が代わりに致し方無く、です。
まあ、夫がAmazonで購入するものは、食品か、スマホアクセサリー(ケーブル、モバイルバッテリーなど)か、仕事関係の本と大体決まっているので、これは生活費に計上するか否かの審議が必要! というものはないのですが。
そんなある日、
いつものように夫のAmazon購入履歴を確認していると、見慣れないものがありました。
それは、Amazonプライムビデオでの映画の購入履歴。
何十年も前の邦画で、モノクロの戦争映画でした。
購入金額は400円。
はて、夫にしては珍しいな、
と思いました。
夫はAmazonのプライムビデオを見ることはたまにありますが、全て無料で見られるもの、そして洋画です。
でもまあ、何かのきっかけで見たいと思ったのかもしれないし、夫の嗜好に口出すのも良くないよな、と思いまして、夫には何も言わず生活費に計上することにしました。
そして、
その月が終わりまして、収支を締めたので夫に家計簿を見せました。
すると家計簿を見ていた夫が、
「Amazonプライムビデオ代、400円…」
と、ボソッとつぶやきました。
なのでつい、
「あなたが課金するなんて珍しいですね、見たかった映画だったんですか?」
と、聞いてしまいました。
それに対して夫の返事は、
「え…お母さん(←私のこと)が映画を見たんだと思っていましたけど」
……は?
ちょちょちょちょ、ちょっと待って!
慌てて夫と問答を繰り返し、わかったことは、
・夫は映画を購入していない。
・夫は私が購入したと思ったが、人の趣味に興味はないので黙っていた。(似た者夫婦!)
ちょっと! 言ってよ!
確かに、私が夫のAmazonアカウントで買い物をすることは、ある。
Amazonプライム特典の、少額でも送料無料とか、お急ぎ便無料とか、プライム会員限定セールとか、そういう恩恵を与りたい時は。
でもさ、毎回必ず夫に
「あなたのアカウントでコレが買いたいんですが、よろしいでしょうか?」
って確認するよね?
黙って買ったことなんて一度もないよね?
なんなら、あなたが側にいる時以外は、わざわざラインでリンクを送って、あなたに買ってもらったりしているよね?
(何故なら、夫のAmazonアカウントを操作できるタブレットの使い方がよくわからんからです。)
いつもとは違うことが起こったんだから、
はて、妻にしては珍しいな、
と思ってちょっと聞けばいいじゃん、私に!
…と、モヤモヤ。
で、結局、結論として、
子ども(保育園児2名)が、知らないまま操作をして課金してしまったのではないか、
という考えに至りました。
思い当たることは山ほど、ある。
我が家の子どもは、もう毎日いつも暇さえあれば、動画を見ている。
いや、本当はできるだけ見させたくなかったのだけど、無理だったわ。
動画を見させている間は大人しくしてくれるので、家事とか忙しい時はついつい頼ってしまっている。
もう、AmazonプライムビデオとYouTubeと、テレビとタブレットに映して2台使いよ。
いつの間にか子どもも操作を覚えちゃって、1人でサッサッサーとタップ・スワイプ・タップよ。
(↓コレを使って子どもが動画をテレビで見ています。リモコンで遊んだりもする。結果…)
(↓ コレを使って子どもが動画を見ています。結果…)
(↓コレにタブレットを付けて動画を見ています。めっちゃ便利。立っても座っても寝てても見られます)
…ということで、私は夫に、
「Amazonに電話してキャンセルできるか聞いてみてほしい」
と伝えました。
しかし夫は明らかに嫌そうな顔で、
「たかが400円じゃん。別にいいでしょ」
良くない!!
たかが400円、じゃないのよ。
今回たまたま400円だったからまだ良かったものの、何万何十万円の課金だった可能性だってあり得た話。
どうしてこのようなことが起こってしまったのか原因を探って、今後同じことがないようにどうすればいいのか対策を練らなくては。
そのまま何もせずにいたら、まーた同じことが起こるかもしれないんですよ!!
…と、私がガミガミ言ったならば、
夫はウンザリした顔でAmazonに電話してくれました。
そして、
Amazonの方で、プライムビデオで購入した映画を一度も見ていないことが確認できた、とのことで、無事返金されることになりました。
ほらねー、
やっぱり言ってみて良かったでしょー!
そんでもって、
今後同じことがないように、Amazonで何か課金する場合は2段階認証が必要なように、夫に設定をしてもらいました。
これで安心、良かった良かった。
…と、思っていたのだが。
『Amazonキッズプラス 580円』
またー、まただよー!!
しかも、このAmazonキッズプラス、初回1ヶ月は無料だったみたいで。
その時に気づいて退会できていれば良かったのに、たまたまその期間夫への配達物がなかったもんだから、何も購入していないと思って全然夫の購入履歴を見ていなかった。
スル〜ッと私の検閲を潜り抜けたわ〜。
今回はさすがに気づいてすぐ、夫に報告しました。
そんでもって、
今すぐ! Amazonに電話するよう言いました。
しかし、今回夫の返事はNO!
え、なんで!!? と思ったら、
「キャンセルし過ぎでアカウントを凍結されたら嫌だから」
ですって!
いやいやいや…そんなこと言ってないで、とにかく電話して。
大したアカウントじゃないんだから、こんなことで凍結されるならされたっていいじゃん。
…と、私がネチネチ言ったならば、
夫はゲンナリした顔でAmazonに電話してくれました。
そして今回も、
「子どもが勝手に申し込みしてしまったみたいで」と説明したら、すんなり解約することができました。ありがたや。
そんでもって、
Amazonの電話対応してくれた人にも、2段階認証を勧められました。
そりゃあそうだよね!
てか、前回のやらかしの段階で2段階認証設定したんじゃなかったの???
夫も「設定したハズなんだけどなあ〜」と言いながら、またなんやかんや設定をしていました。
今度こそ、もう2度と同じ過ちは起こすまい。
いや、元はと言えば、私たち親が子どもをしっかり見ていなかったのが悪いんですけどね…。
すみません。