保育園落ちたワーママすごい、の話 | 心配症お母さんの平々凡々日記

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夫婦+子ども2人の4人家族。

思いついた時に思いついたことを思いついたままに書いている、とっちらかったブログ。




今まで数多の先輩ママさんたちが言ってきたであろう保育園あるあるを私も今言います。

それは、
就職が先か保育園入園が先か、問題です。

例えば、
無職のお母さんが、
子どもを保育園に預けて仕事をしたいと思うとします。

しかし求人募集に応募しても、
会社側からは
「保育園が決まってないと採用できないよ」
と言われ、
保育園(もしくは市役所)からは
「仕事をしていないと入れないよ」
と言われる、
という負のスパイラルが発生するのです。

卵が先か鶏が先か、みたいな。

私が今更いう必要もないくらいの
あるあるですよね、きっと。



上の子である娘の時、
もれなく私もこのジレンマに陥りました。

保活について市役所に相談しに行った時には、
「両親フルタイム共働きでも厳しい、
+αで加点しないと入園は難しいです」
と言われました。

ダメ元で4月入園の申し込みをしましたが、
求職中じゃあ、勝てる戦なわけがなく、
見事に桜散りました。

認可外保育園(認証保育園)も秋の時点で申し込みしましたが、
その時点で順番待ちが70番代でした。
詰んでる。

…しかし!
私はその後、
ラッキーのラッキーを積みまして、
パートの仕事が決まりました。

しかも、
就職先の会社には利用契約を結んでいる認可外保育園があるとのことで、
娘はその保育園に入園できることになりました。



前置きが長くなりましたが、
ここからが本題です。

『企業主導型保育園』ってご存知ですか?

私の娘が入ったのが
この企業主導型保育園です。

企業主導型保育園では、
利用契約を結んだ企業の従業員用に『企業枠』が設けられています。

従業員以外の子どもも『地域枠』に入園できますが、
『企業枠』優先で、従業員の子どもが優先的に入園できます。
(もちろん空きがあればの話ですが…)

ざっくりですが、
説明するとそんな感じです。



私を採用してくれた会社が利用契約を結んでいる保育園も、
入園申し込みは多かったようですが、
『企業枠』での申し込みは少なかったようで、
しかもたまたま転園する子がいてポロっと空いた所に私の子が滑り込めた感じでした。

ラッキーのラッキーでした。



それで、
これは就職後に知ったことなのですが、
職場の会社が保育園と利用契約を結んだのは、
(当時では)ここ1年くらいのことだったそうです。

きっかけは、
職場のフルタイム正社員で働いているママさん。

そのママさんが、保活に苦戦したそうです。

そこで自分で色々調べて『企業主導型保育園』というのを知ったそうで。

会社に直接掛け合って、
市内にある企業主導型保育園と
利用契約を結んでもらったそうです。

さすがワーママ、頼りになるー!

自分がパイオニアになるのって、
とても大変なことです。

その行動力と勇気に、
すごいなあと素直に尊敬します。

そして、
その先輩ママのおかげで、
私も含めその後のママたちも恩恵にあずかることができるわけで、
大変ありがたいことです。

企業主導型保育園も
利用契約を結んでくれる企業を増やしたい、
企業側も『保育園有り』アピールできるしで、
Win-Winだったのかと思います。

ちなみにそのママさんの子どもは、
認可外保育園に通っているという加点がつき、
すぐ希望の認可保育園へ転園できた、
とのことです。

ちなみにちなみに、私の娘も、
1年経たずして家の近くの認可保育園に転園することができました。

新しい保育園が増えたり、
当時はコロナで保育園を辞める園児がいたりと、
他の理由もあったかと思います。

でも、
希望の認可保育園に入園できたのは、
やっぱり認可外保育園に通園していたのが大きいかな、と。

✳︎✳︎✳︎

私が住む市は、
『子育てしやすい街』を謳っています。

正直、そうかなあ…? 
それほどでもなくない?
と思います。

上の子が生まれて3年経って、
今度は下の子の保活中です。

保育園も増えたし、
待機児童も徐々に解消されてきているのだと思いますが、
体感としては、う〜ん…、って感じ。



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