7/3(金)は横浜サカエ塾主催のセミナー「金融機関が教えないお手軽運用法」に参加しました。
講師はイケメン投信ブロガー、吊られた男(つらお)さん。

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昨年の横浜サカエ塾のつらお氏のセミナーは抽選で、参加出来なかった方から再度開催の要望が強かったため、今回は先着順としたそうです。

投影用は配布されたレジメにはないつらお家の財政状態などもあり、会場が湧いていました。

さて、まず買ってはいけない金融商品の一番手は、ファンドラップ。
最初に売り出したのは大和證券で、他社も追従し、3月末の残高は4兆円に迫りました。
ファンドラップの手数料は1.5%。それだけ聞くと何だかお手頃感が漂いますが、忘れてならないのは、信託報酬は別だと言うこと。
株式の期待リターンは5~10%、債券の期待リターンは2~3%。そのリターンの数十%を持っていかれます。債券など、残りは微々たるもの。

そしてみんな大好きな毎月分配型投信。
ネット証券のHPも、毎月分配型のバナーだらけ。
でもその実態は、ファンドの取り崩しです。
分配金利回り17%超が売りの某リートは、ベンチマークのインデックスファンドにリターンで負けています。

一斉を風靡した某オフショアファンドA社。
1億円貯めようというキャッチフレーズで、大々的な宣伝を行っていました。
その手法について、つらお氏をはじめとする投信ブロガーが、批判的なコメントを書くと、訴えると気色ばんできたそうです。
その後、金融庁から業務停止命令を受けたことは記憶に新しいですね。

じゃあ、「金融機関が教えないお手軽運用法」とは何?
もう答えが分かると思います。
インデックス投資です。
理由は、長期、分散、低コストを全て実現しているから。

ならば、何で金融機関がインデックス投信を勧めないかと言うと、ファンドに特徴がないから。
アクティブファンドには売り文句になる名称が付いています。金融機関にとっては、その方が売り易い。

この辺りは他の投信ブロガーさんのお話でもよく聞きますが、面白かったのは、
「投資の成果が全部運次第だったら」
「投資が実力で結果が決まる世界だったら」

特に実力については、プロスポーツ選手の報酬の平均値と中央値が大きく乖離している例をあげ、少数のめちゃくちゃ勝っている勝者と、多数の敗者の存在をデータで説明戴けたのは印象に残りました。

質疑応答はなぜかつらお家の資産に関するものが多かったです。
女性からの質問はないですか?と聞かれたので、私も質問させて戴きました。
ありがとうございました。