こんばんは
本番まであと2週間。
お写真は10人ですが・・・
昨日、ついに12人の乙女揃っての稽古ができました
ここからは、体力と精神力の勝負。
あの時代を生きた彼女たちについていけるよう、ハードな毎日になりそう・・・。
実は破産寸前の勢いなのですが。
それでも「観に行きます」というご連絡をいただけて、楽しみにしてくださる方がいる。
というだけで、この舞台に真剣に向き合う精神的環境をいただけております。
本当に、ありがとうございます
そこで。
今日は、私演じる『島野やす子』さんについて、少し書こうかな。と。
色々とネタバレになっちゃうと怖いので。
かなーり遠回しにお話しします、気になったらぜひ劇場で。
やす子さんは、12人の乙女の中で、年少組。
19歳です。
昨年演じさせていただいた、『谷崎美恵子』が18歳でしたので、順調に成長です
初めて、この作品に触れた時の印象は、
「この子、大変だな」
やす子さんに限ったことではないのですが。
よくいえば、とても気が回る子。
悪くいえば、すごく敏感に受け取って考えてしまう子。
なのかな・・・。と。
お稽古してても「感情の動き激しい。」と思うことが多々。
すごく考えて、めっちゃ考えて、考え込んじゃって、思い込んじゃう。
演じていて、そんな感覚を持ち続けている気がします。
そんなところは似ているというか、もはや私に寄ってしまっているのではないか・・・とか。
またこう、グルグル考えているわけなのですけれど。
私に表現できるやっちゃんを、板の上で生かせてあげられたらと、だいぶ意気込んでおります
昨年の初舞台と打って変わって、役柄的にも、私個人的にも考えること、感じることの多い今回の『氷雪の門』。
憧れの場所にいて、頼れる先輩に囲まれて、右往左往するところはあいも変わらず。
それでも感じ方、考え方の変化に、なんとなく進歩を感じたり。
何度も書きますが。
作品として、お話として。
そして、私自身としても。
とっても大切な、是非とも観ていただきたい作品です。
配信でも、構いません。
まずは、この出来事を知ってほしい。
「大変そう」に見えた彼女たちも、生きていたということを。
できるなら、劇場で、生で、共有したい。
「大変」な今を生きる私たちが、このお話を通して感じた、彼女たちの気持ちを。
明日は、8月20日。
お話のモデルとなった、『真岡郵便電信局事件』から76年。
いまだ、この目で見ることができていない、稚内公園の『氷雪の門』。
そして、樺太の地に想いを馳せて。
知ろうとしてくださる方々のために、稽古行ってきます
ではでは。
P.S.ずーーーーーっと先延ばしにしていた、ご予約特典ですが。
今回も、メッセージカードをご用意させていただきます
(ただし今回は、ちょっと仕様が違うよ)
・・・前例ないのでわかりませんが、2枚目以降の場合はかぶりないように準備させていただきます