◆ 絵本の感想 ◆

 

【猫の小児科医ローベルト 】
 「ごぼっ」と言う音を聞いて、深夜に目を覚ましたユキ
 その音は、隣に寝ていた弟が吐いていた音でした。

 お母さん達は病院に連れて行くことにしましたが
 電話がなかなか繋がりません  
 やっと病院に連絡がとれて来てくれたのは
 ローベルトという白黒の猫でした…

◇これは、小さな子供がいたら
 あ!ロタだ!と大変な記憶と共に思い出される事でしょう
 夜中の不安な状況を、猫のローベルトは、ゆったりと対応
 説明は分かりやすいし、的確そして、ほんの少しユーモア

 ぐっと来たのは、お姉ちゃんのユキに
 頑張ったね と言ってくれたこと

 お医者様がしっかりと監修されていて
 緊迫感の中に、優しさがあってとても良い本です!

🔷【ねこの小児科医ローベルト】

 木地雅映子/作

 五十嵐大介/絵 

 偕成社/発行

 金子光延/医療監修