■3月の読書記録

 先月読んだ絵本はどれもよかった

 特に ヨシタケシンスケさんの「もしのせかい」

 竹下文子さんの「ゆきとくろねこ」がいい

 

■今は、 久坂部羊さんのオカシナ記念病院」

 …を読んでいます

 これからの楽しみは

 「濱地健三郎の幽【かくれ】たる事件簿」有栖川有栖

 あと「天涯の楽土」の続巻が6月に出ます

 

3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:315
ナイス数:124

おやゆびちーちゃん (世界傑作童話シリーズ)おやゆびちーちゃん 感想

読了日:03月19日 著者:ハンス・クリスチャン アンデルセン
◆おやゆび姫です “ちーちゃん”という名前が可愛い こんな話だったっけ?と思うw 女の人の家での生活や、ヒキガエルや 黄金虫に連れ去られた先での暮らし ネズミに会うまでの辛い旅など なかなか新鮮 …そして、ツバメの報われなさが 特に際立っていて辛い💦💦 あと、イラストが堀内誠一さん! そして、絵本に栞がついているのを 初めて見ました…

もしものせかいもしものせかい感想

読了日:03月09日 著者:ヨシタケシンスケ
◆もうひとつのせかいは もしものせかい なるはずだった自分 これからの可能性 エネルギーの源。過去も未来もそこにある これは、エールだと思う 頑張れとか大丈夫とか言わないけど 何だか嬉しい


ゆきとくろねこ (キラキラえほん)ゆきとくろねこ 感想

読了日:03月06日 著者:竹下 文子
◆初めて感じる“雪が降る前”の空気 不安で、そわそわして落ち着かない …で、ごはんをたべてみる(笑) 大好きな人の側でまるくなっても寒い… 初めてであう雪にはしゃぐくろねこがカワイイ(*^^*) さむいさむいと走って帰って 足を拭いてもらってぬくぬくして なんだかじんわりと幸せだ☺ 🔷言葉も絵も、心を寄せる余白があって 新しい物に出会うどこか落ち着かない感じ わかる〜! 猫ね動きがとてもリアル! にゅ〜ん!としてるとこ まるくなってあしがちょん! ご飯を食べている前脚 伸びている首に走る姿 どれもよい。

おぼろ月のおさんぽ 「銀色」おぼろ月のおさんぽ 「銀色」感想

読了日:03月06日 著者:ウォルター・デ・ラ・メア
木の影からそうっと覗いたお月さま 銀のくつで、夜のおでかけ… ◆お月さまが猫の姿になって 森をお散歩 柔らかな銀の光に照らされて あたりはとても神秘的 …おぼろ月の銀の光は(箔押し) 表紙だけにつかってあって 本文はそれが辺りに溶けて 淡く光っている感じが美しい 春の夜の素敵な世界

ペガサスにのって!ペガサスにのって!感想

読了日:03月06日 著者:メアリー・ポープ オズボーン
◆ペガサスに乗って、自由に星空を征く 何者にも縛られない気持ち 白いペガサスの背はやさしく 安定感抜群! すばらしいのは、夢の中独特の ゆるっとした空気感が心地良いこと…… …… ペガサスの造形は、決して 筋肉質ではないものの、ここ! と言う所にしっかり筋肉がついていて 良き体デス(笑)そして特に翼が見事!

とびっきりのプレゼントとびっきりのプレゼント感想

読了日:03月06日 著者:ローハン ヘンリー
◆すぐに消えてしまうもの なくなってしまうもの 形がなくなるものを プレゼントにするレオが もう既にタダモノではない! リサが喜んでくれるから もっと喜んで欲しいって気持ち わかるよ〜(θ‿θ) レオもリサも良い子だ(TT)…… …… ◆この本にでてくる木馬の ブサイク具合がツボです!w

ドラゴンマシーンドラゴンマシーン感想

読了日:03月06日 著者:ヘレン ウォード
◆小さなドラゴンを抱いて 竜の目の中で眠る少年! なんてわくわくするシチュエーション! 言葉の選び方が何気に凄い ゆるりと心が動くんです 訳者、岡田淳さんなんですね納得! ドラゴンマシーンのエンジンがツボ アレはなんの石だろう。 設計図のドラゴンの足が ぷにっとしてかわいい 大きな文字に心のつっこみ(笑) 楽しめる仕掛けも流石です。 最後に出てきた犬が明らかに…(笑)…

手ぶくろを買いに手ぶくろを買いに感想

読了日:03月06日 著者:新美 南吉
◆どいかやさんの“てぶくろをかいに” ふわふわでモフモフしててとてもかわいい! 帽子屋さんのおじいさんの佇まいが 何だかほっとする。 どいかやさんの黒と黄色の街並みが好き この物語のように、人肌の暖かさ お母さん狐にぎゅっとさる子狐の姿は とても微笑ましくて、心がぬくぬく

ヘンゼルとグレーテル―グリム童話より (ひきだしのなかの名作)ヘンゼルとグレーテル感想

読了日:03月06日 著者:小森 香折
◆父親の頼りないオヤジ感 継母の自己中心で非道な雰囲気 そして、全体的に薄暗い色調のイラスト じわじわと来る息苦しさが、 むしろ緊張感があり、嫌いじゃないです 最後の数ページでほんの少し明るくなり ひと心地… …パン焼き窯に突き飛ばされた魔女の 顔がこわかったよ(TT)

かえるの天神さん (日本傑作絵本シリーズ)かえるの天神さん 感想

読了日:03月06日 著者:日野十成
◆国宝『#北野天神縁起絵巻』の伝説が 親しみやすいカエルの姿の絵本に! 大判で迫力があるし 絵巻物の格式高い雰囲気が秀逸 …私は福岡出身だから、菅原道真といえば 大宰府天満宮なのですが 生き神様になられていたのは知らず…… …… “ひっくりかえる”“にげかえる”など シレッとしたダジャレもたのしい シリーズの平家物語や竹取物語も読んでみたい……

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