Villa No.14 #29 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ



第1話→★★★

一覧→◇◇◇ 



















Side P(←(ノ゚ο゚)ノ)






Bonsoir!
Il est vraiment mignion.(彼は本当にかわいい)
J’etais fascine par ses yeux noirs.(その黒髪に魅入られてるんだ)



オット、ゴメンナサイ。驚かせてしまった。彼の美しさを語るには日本語の方がヨイデスネ。



ニノがワタシの部屋にキテクレテ、ワタシは本当にウレシイ。今彼はソファで、ワタシのトナリに座って、小さなゲーム機でゲームを楽しんでいます。ニノの黒い髪は本当に美しく、ワタシはゲームしている彼の横でたまに髪を引っ張って邪魔をしました。そうすると、「何すんだよ、ピエール」と笑いながら怒ってくれマス。


ワタシは先ほどレストランで、ニノが見せた瞳がワスレラレナイのデス。寂しそうに、オオノサンを見ていた。きっと、ニノはオオノサンが好きなんだな、とワカリマシタ。ナゼワカルかって?ワタシが、ニノをスキだからデス。


ニノはゲームをしたまま、ワタシが出したお酒を飲んでイマス。ジャポネにしては白い肌がピンクに染まって、ホントにカワイイデス。さっきは手をつないでみたけど、ぼんやりしたままついてきて、ワタシにも少しはチャンスがアルノカと思っていたのデス。だけど、この分だとタブン、チャンスはナイデスネ。


ニノはたまにゲーム機を見てるようで、見てイナイ瞬間があるのデス。きっとオオノサンのことを考えているのデス。一緒にいるトモダチから聞いたら、ニノはあまり酒を飲まないらしいのデス。なのに、レストランにいた時から、トモダチもビックリするくらい飲んでマス。


「ニノ…」


呼びかけると、コッチを向いてくれマシタ。目が…日本語で何というのか忘れましたが、水がいっぱいでキラキラしてマス。


「ニノハ、オオノサンスキデショ?」


ワタシが言うと、ニノは小さく息をのみマシタ。


「な…」


「ニノ、オオノサンノコトバカリキニシテマス」


「だって、あの人危なっかしいんだもん」


ニノはゲーム機を置いて、ふう、と息をつきマシタ。ニノはまた酒に手を伸ばして、ワタシはとろりとした琥珀色の液体がニノの美しい唇に吸い込まれていくのをうっとりと見つめマシタ。そんなワタシをニノはじっと見つめマシタ。


「ってまあ、いっか…」


ニノは酒をテーブルに置くと少し微笑みマシタ。


「うん…俺、あの人のこと、好きだよ」



OOOH!



ワカッテイタトハイエ…イタイデスネ。


ワタシが腹を押さえてわざととわかる痛がる仕草をすると、ニノは笑いマシタ。


「ワライゴトジャナイデス」


「…ん、そうだけどさ」


ニノはゲーム機をまた手に取りマシタが、まだこちらを向いていマス。


「なんでわかったの?」


「ナントナク」


「ふっ…面白い日本語知ってるね…」


ニノは笑った後、こちらを向いて茶目っ気たっぷりに、「言わないでね」と言って笑いマシタ。やはりかわいいデス…


「ツタエナイノ?」


「仕事仲間だからね…伝えて一緒にいられなくなるのやだし…ね、ゲームしていい?」


一緒にいられなくなるのヤダ…。ココロがイタイデスネ。日本語では…何というんでしたっけ。ああそうだ…切ない、デス。


でも、ワタシも切ないデス。


「モウヒトツダケイイ?」


「うん…何?」


にこ、と笑うニノは本当にかわいいデス。


「ワタシ、ニノノコトスキ。キスシテイイ?」


「ふふっ…ピエール、俺の言ったこと聞いてたの?」


ニノは笑いマシタが、耳がどんどん赤くなっていきマシタ。


「キスしたらピエールがつらいでしょ」


「ソウ…デスネ」


寂しそうに笑うニノにワタシは聞いてみマシタ。


「オオノサント、キスシタ?」


ニノは飲んでいた酒をぶはっと噴き出しそうになって慌てて口を押さえマシタ。



あ……顔が真っ赤デス。



シタノカ…



「事故だよ、事故…大野さんが酔っ払ってて…」


ニノが慌てたように酒を飲み干して、グラスが空になったので、ワタシはまた注いであげマシタ。


「キョウハノミマショ…マダアタラシイゲームモアルシ」


ニノは真っ赤は顔でこくんと頷きマシタ。