君と、はじめて 5 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はお気をつけくださいませ
















寝室に入った大野さんは、一瞬覚醒した、ように見えた。なぜならそのあとはふたりとも、ふたりで初めてすることがまだあったということに夢中になって、熱に浮かされたみたいに没頭してしまったから。


「逃げんなら、今のうちだって…な、ニノ」


どことなく真面目な顔で俺の着ているシャツのボタンを外しながら大野さんは言った。


「あの…逃げるったって…ここ俺んちなんだけど…」


緊張していたのもあって、わざと呆れ気味に言うと、大野さんは「んふふっ」と笑った。


「ばれたか」


「ばれたって…あ…大野さ…」


俺の体の上にのしかかった大野さんは、俺の  首  筋  に顔を埋めた。


「いい匂い…ニノ…」


「んあっ」


俺が声を上げると、大野さんは顔を上げてちゅ、と俺の唇に唇を触れ合わせた。


「も…逃がさねぇ…」


「お…のさ…あぁっ…」


大野さんの節ばっているのに美しい長い指が、俺のシャツの裾をめくり、脇腹から上へ  は  う。


「はぁ…やばい…すっげぇかわい…」


酔っているせいもあるのか、大野さんは荒い息遣いのまま俺のシャツを全部捲り上げると、平らなその場所を愛しそうに撫でた。


「あぁ…っは…や…恥ずい…」


「恥ずくない」


「や、だから恥ずいのは…っ…俺…あっ…」


ちり、と熱いものにそこが覆われて、大野さんの唇だと気づいたとたん、体の温度が急上昇していく。


「ニノ…」



そんな声で呼ばないでよ…



そんな真面目な声…



仕事の時にとっとけっつの…




「はぁっ…大野さんっ…」


ちゅ、ちゅ、と音を立ててそこへ顔を埋める大野さんの前髪がくすぐったい。


「ね、待って……っあ」


大野さんの  舌  が、俺の固くなった小さな先端を突いて、俺の体はびくっと揺れた。その間に、大野さんは俺の短  パンの上から膨らみに手を  は  わせた。