Kissからはじめよう 19-2 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。


BL妄想です
苦手な方はご注意くださいませ


















Side O






「ニノだってバカじゃん…あいつと飲むんだってわかってたら俺を誘えばいいだろ?この前あんなことされてんだから」


「あいつが来るなんて知らなかったもん」


顔を俺の肩に乗せたまま、あさっての方向に視線をそらして嘘ぶくニノに俺は言った。


「ウソつけ、横山が伝えたってマルに聞いたぞ」


「…んー…そのときはマルも行くから3人だったし」


「小畑とふたりってわかった時点で俺とかマルに連絡すりゃよかったじゃん」


ニノは気まずそうな顔つきになった。


「スマホ…電源なくなっちゃったからさ」


「ほらあ…充電大事じゃん」


俺は顔を上げたニノの両頬を両手ではさむ。額をニノの額にくっつけた。


「バカにできねぇだろ、充電」


「ん…バカにしてないよ…」


ニノは俺の唇に一瞬視線を落として、照れたように目を伏せた。


「バカにしてたじゃん…この前…」


ニノの下  唇に親  指を這  わせてなぞる。


「して…ましたっけ…そんなの…」


「してた…」


胸のドキドキ言うのを押さえながら唇を近づけると、またすぐにニノの唇と重なった。


「んっ…っふ…」


何度も角度を変えて、浅く、啄むように唇を触れ合わせた。

そのうち、最初に誘うように唇を開いたのは、ニノだったのか俺だったのか…


気づけばまた、深い口付けを交わしていた。


「ゃ…ぁふ…」


ニノの唇から漏れる吐息の甘さに、俺はたまらなくなって、ニノをぎゅっと抱きしめた。


「お…のさ…いたい…」


俺の肩口に顔を埋めたニノが小さく呻いたから力を少しだけ緩めた。


「あの…メシ一緒に行こ、って言ったけど…取り消していい?」


「ん…」


心臓が早鐘を打つ。


「俺ん家…連れて帰っていい?」


髪を撫でながら聞くと、ニノは俺の肩口に顔を埋めたまま、こくんと頷いた。