Five minutes 〜智に内緒で櫻宮☆ 6 | 妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

妄想を文字に変えて〜嵐 大宮小説〜

嵐のニノちゃん、大野さんをイケナイ目で愛でる妄想小説ブログです。

残念ながら、ちょっと腐な感じです。

あくまでも妄想なので、生温かく見守ってくださいませ。







Side S







「ほら、いつもこんな顔で、智くんと…」


ニノの顔を両手ではさんでこっちを向かせると、彼は目を開けて俺を見上げた。



ああ、でも…



この角度から見るニノは…



俺だけのもの、かもな…



俺は息を少しみだ  したニノの唇に自分のを重ねた。そうしながら、片手を再び胸には  わせる。親指でやさしく押しつぶした後、親指と人差し指で軽く摘んで、こねてやる。


「んっ…ぁ…んん」


ニノが俺と唇を重ねたまま、自分のそこをいじってる俺の腕を弱々しく掴んだ。けれど、きゅっとそこへ刺   激を与えるたびに強く舌をか  らめてくるニノが可愛い。



あー、もう…やばいだろ、この状況…



そのとき、個室の外で声がした。何人かの声がするから、連れ立って化粧室のスペースに入ってきたんだろう。

迷ったものの、そのままキ  スを続けていたら、人の声が聞き取れた。


「相葉ちゃん、ニノ見なかった?」


「そういえば、見てないね。もう帰っちゃったんじゃない?」


「いや、今日一緒に帰ろうって言ってんだよね」



智くんと相葉くんか…



ぴくん、とニノの体が揺れる。

さすがに、身を離してニノの顔を見ると、彼は頰を上気させて、眉を寄せたまま俺を見上げた。人差し指を立てて、一瞬、唇に寄せる。そして、俺を見つめたまま、首を振った。



ったく…そんな…感   じてるみたいな、顔して…



「声出さないで」 はわかるけど…



その後のは、



「もうシないで」 なのか、



「やめないで」  なのか、



どっちなんだよ…



バタンと隣の個室が閉まる音がして、ニノが口を真一文字に結んだ、微笑みにも似た顔をして、そちらをちらりと見た。