あの家に暮らす四人の女 と 炎路を行く者 | ゆきねむ

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「ゆきののねむねむ日記」略して「ゆきねむ」

あまりにもだらだらした生活にきりをつけるため日記の執筆を決意w

夫が就寝後、眠い目をこすってほぼ毎日更新中!

最近、また少し読書復活。

なぜなら、夫が転勤になって通勤時間が長くなったのと、自転車通勤じゃなくなったから…

夫が本を読んでくれるようになって嬉しい♪

とはいえ、なかなかBlogに感想をかくことが出来なくて、書けるようになったらもう内容が…ヤバイ

記憶力ほんとヤバイ

認知症を疑う…

けど、認知症だと読んだことも忘れてしまうらしいから、読んだことは覚えてるからまだ大丈夫なのかな(笑)

 

記憶が薄いので、まとめて書きます。

大好きな作家さん二人の作品。

 

三浦しをんさんの、「あの家に暮らす四人の女」

めっちゃ不思議な話でした。でも、ものすごく面白い。しをんさんの文章は本当に巧い!

なんでもないことを、面白おかしく表現できてしまう。

なんど笑ったことか…

そして、話がどんどん意外な方向に流れていく…

でも、ミステリーでもオカルトでもない。とりとめのない話。

ラストも何かが解決したわけではないけど、まあ、村上春樹さんの本よりはスッキリかな…

絶対読んだ方が良いって本ではないけど、悩める女子には、人生を考える良い本かも!

 

 

そして、上橋菜穂子さんの「炎路を行く者」

守り人シリーズの番外編 短編集です。

「炎路の旅人」と「十五の我には」が収録されています。

「炎路の旅人」は、タルシュ帝国のヒュウゴの話です。自身の国であるヨゴ皇国がタルシュ帝国にほろぼされ、家族を失い、武人階級から、最下層まで落ちて平民として暮らしていたのに、徐々に世間を知り、自分の使命を見出して、タルシュ帝国の武人になるまでのお話です。あーこんなところまで、設定して、守り人シリーズを書いてるからこそ、深い話になるんだなぁと納得するお話でした。

「十五の我には」は、バルサの回想で、ジグロと旅した、まだ弱い頃のバルサが登場します。アニメの絵で自分の頭の中に、シーンがイメージ出来てぐいぐい読めました。

上橋菜穂子さんはすごい。ってか、守り人シリーズがすごい!

世界中の子供達、みんなに読んでほしい本です。