人生初!マウスピースのリフェイス♪ | 松浦由紀のBlog

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関西でサックスを吹いています♪
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今回人生初
マウスピースをリフェイスしてみましたキラキラ

(リフェイスbefore)

クラシックからジャズに転向したワタクシにとって空きの広いマウスピースはそれはそれは大きな壁でClaud Lakeyに始まり(←土岐門下なのもので爆笑)MeyerRPCMCグレゴリー・Selmer SoloistVandorenPhil Barone…etc.

そのほかメタルも含めてどれだけの種類を試してきたでしょう
またマウスピースとリードとリガチャーの相性・組み合わせを考えるともうどれだけの時間とお金を費やしてきたかしれません笑い泣きタラー


数年前意を決して!

楽器をSelmer M6にした辺りから「焦ってもしょうがないじっくりやっていこう」と思い

数年かけてなんとか口も緩々で吹けるようになりました。それに伴い?現在マウスピースは気を衒ったものではなくMeyer5MM6MMを使用しています。



(リフェイスbefore)

『良い音とはなんぞや?』

常に考えてはいるもののそこで思うような

『ウォーマーで倍音をたっぷり含んだ丸みのある音』が実際にはなかなか掴めないえーん


良い音を得られないのは

うまくリードを振動させられていないのでは?

息の入れ方や息の方向が違うのでは?

口腔内体積が十分活かしきれていないのでは?

舌の位置は?

喉を開けるとは?etc.

と疑うべきはまず自分でずっと同じ悩みを持ち続けていました。



『マウスピースをリフェイスする』

なかなか勇気がありませんでした。

だってだって一度削ってしまったらもう元には戻らないしタラー



そんなワタクシが今回リフェイスに踏み切った理由は

上差しエッジを効かせ過ぎる音を敬遠するあまりか音の輪郭がぼやけているなぁと思っていたところ『松浦さんの音ってテナーみたいな音がしてるね』と信頼している人から言われ始めたこと


チョキここ数年ずっと探しているヴィンテージのNY Meyerがほとんど出回っていないことに加えネットで見つけたとしても大変高額なこと・試奏が出来ないこと等でNY Meyerへの恋心を諦めたこと

この2点でした。


(リフェイスafter)

リフェイスは『SERIC(芹川雄飛氏)に依頼しました。腕のいいリフェイサーが関西にいるという噂をこの数年よく聞いていたからです照れ


芹川氏に連絡を取り段取りを説明してもらった段階でも正直まだ迷いがありました。

(やっぱり一度削ってしまったらもう元には戻らないし、いまのマスウピースもようやく見つけた1本だしタラー)


しかしやり取りをしているうちに『この人は大丈夫』と確信しました。マウスピースの現状を見事に言い当ててくれたことと、こちらの希望をすぐに理解して下さったからです。


(リフェイスafter)

リフェイスから返ってきたマウスピースは、息の通りが良く真っ直ぐに息が入り、リードの振動している位置がより把握出来るようになっていました。フラジオも当たり易い爆笑笑い泣き

(芹川氏によるとラバー自体かなり劣化の進んだ個体だったということで…もう少しバッフルも黒くツルツルに仕上げる予定であったとのことです)




今回のリフェイスで学んだこと

それは『音作りはこういう調整されたマスウピースあってのことなんだ!!



さぁここからは自分の問題爆笑笑い泣き

早く『良い音』を捕まえて、肝心の音楽の内容をレベルアップさせていきたいですキラキラキラキラキラキラ