毎日見ているNHK朝ドラ「あんぱん」。

 

先日の放送で、主人公の夫が、妻への遺書としてこんな文章を残した。

 

 

自分の目で見極め

自分の足で立ち

全力で走れ

絶望に追ひつかれない速さで

それが僕の最後の夢や

 

 

 

「絶望に追いつかれない速さで走る」というのがなんとも良い言葉だなあと思って、メモしておいた。

 

 

 

悩んでいる時、絶望している時、苦しい時というのは、頭の中は大体、同じ場所をぐるぐると回っている。

 

考えるだけでは何も解決しないような事柄ばかりが次から次へと頭に浮かび、そこからなかなか逃げられなくなる。

 

一歩、二歩、外へと足を踏み出すだけでずいぶんと状況は変わるのに、動く気力も無くなって身動き取れないことがある。

 

 

 

私も長らくそういう状態だったけど、最近は、頭の中がぐるぐるしてるなという時には、一歩外へと具体的に足を動かせるようになってきた。

 

用もなくただ歩くだけ、外へ出てただ庭を眺めるだけでも、「ぐるぐる」から離れられる気がする。

 

じっとしていたら渦潮の底に沈むみたいに、息が出来なくなるような時も、わずか1m、玄関扉の内側から外側へと場所を変えるだけで息つぎができる。

 

その程度のスピードではいずれまた、絶望に追いつかれてしまうのかもしれないけど、少しずつでも息を吸えば、追いつかれてもまたそこから離れるだけの、酸素を取り込めるような感じがする。

 

絶望のいる場所で、ぐるぐると同じ場所ばっかりを回ってしまわないように、外からひゅっと腕を掴んでくれるような人、モノ、コト、自然、庭のカエル1匹なんかでもいいが、そういう何かがあるだけで全然違う。

 

 

 

 

 

 

もし物理的に一歩も動けないという時は、本や雑誌を読むのも良いし、意外とスマホゲームだって、脳がちょっとよそへ動いてくれる。

 

「ぐるぐる」をブログへ書いて発散するのは、気をつけないと、結局まだ同じところをぐるぐる回ってるだけになりかねない。

だから、全然違うことをしたり、考えたりするのがいいなと私は思ってる。

 

足でも、頭でも、全然違うどこか他所へと動かすことだ。

ぐるぐるの迷宮から違う場所へと移ること。

 

 

ちなみに私、一昨年から、本を読んだらタイトルをノートに記録するようになった。

あとは歩いた記録が残るように、万歩計も買った。

 

足や頭を動きやすくするためのきっかけを、無意識に自分で作って、絶望に追いつかれないようにしてたのかもしれない。

 

今のところ策は有効のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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