小学生の息子、春休みに突入した。

持ち帰ったお便りを見て、親の私は絶句である。

 

宿題が全部タブレットドリル。

 

国語、算数、社会、理科など、旧学年で習ったものの総まとめをするのだが、ぜーんぶ学校支給のタブレットPCでしなきゃいけない。

 

 

ICT教育の重要性は分かる。

総合学習でいろんなネット検索をしたり、検索結果の正誤を自分で判断したり、資料をパソコンで作ったり、それをオンラインで提出、チェックしてもらったり。

 

音楽の課題を動画で提出することもできるし、理科の観察では、タブレットで撮影した写真を使って日誌を作ることもできる。

 

学校のデジタル教育に良いことは沢山ある、というのはこの数年で色々と見てきた。

 


だけど。

 

国語や算数のように、「筆記」や「読解」が必ずくっついてくる宿題をタブレットで出すのは本当にやめてほしい。

 

我が家の場合、この支給されているタブレットPCというのが、謎にクリックしづらい、タップの反応も悪い、決して使いやすいとは言えない代物なのだ。

 

紙ベースの冊子なら1秒で見渡し、瞬時に答えを書き込める算数も、

タブレットではページをクリック→問いをクリック→画像が見えるところまでスクロール→回答欄をクリック→やっと答えを入力。

 

鉛筆で書けば3秒で終わりそうな問題も、

クリック、クリック、クリック、あ、クリックしたけど別のとこで反応しちゃったから戻ってもう一回クリック、

 

っていやこれ何秒かかるねん

 

 

しかも算数なんか、タブレットドリル開きながら結局右手に鉛筆持って、紙に筆算書いて計算してるっていう。

 

ここでタブレットドリルにする意味がどこにある?

 

と、昨年の夏休みに続いてこの春休みにも、おんなじ不満を持った親の私。



これはデジタルだからという問題ではなく、単に端末のせいかと思い、使い慣れた自宅PCからドリルへのアクセスを試みたがそれはできない仕様だった。

 

 

 

ただし宿題をタブレットにすれば、丸付けまで全部子どもがやってくれるから、親が楽だというメリットはある。

宿題の提出管理をする先生方も少しは仕事が減るかもしれない。


 

そういうこともぜーーんぶ分かってはいるんだけど、

 

「ああもうここタップしたいのに反応しない!隣が開く!もう!」

 

って肝心の問い以外のところですっごい時間使ってる我が子を見ると、国語と算数のタブレット宿題はマジでやめてくんないかなと思う。


タブレットで1問入力する間に、手書きなら5問は解けそう。

 

これが私の、小学校教育で唯一の不満点です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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