「歴史探偵」というNHK番組がある。

 

俳優の佐藤二朗さんが探偵社を結成し、タイトルそのまま、歴史の中に埋もれたいろんな秘密に迫っていく… 

という、歴史情報バラエティみたいなものだ。

 

先日の放送回、テーマは「光る君へ」。

今期の大河ドラマの舞台である平安時代、源氏物語誕生の秘密に迫るという内容だった。

 

 

 

 

この時の番組ゲストがなんと、

 

藤原道長役の柄本佑さんと、

一条天皇役の塩野瑛久さん

 

という超豪華なお二人。

 

毎週欠かさず大河をウォッチしている者としては、垂涎モノだ。

ギェ〜!!絶対観る―!!と、慌てて録画予約し、楽しく鑑賞した。

 

 

 

お二人のうち、私の推しは柄本佑さんの方。

 

彼との出会いは2015年。

波瑠がヒロインの朝ドラ「あさが来た」に、宮崎あおいの夫役として出演していたのを見て、ハマってしまった。

 

劇中、「白蛇さん」というあだ名で呼ばれるほどに、線が細く、覇気がなく、無愛想でマザコンで、幽霊みたいに不気味(な役柄の)柄本佑。

 

嫁(宮崎あおい)を折檻する母を止めもしない、最低男の役を演じていた。

 

 

その白蛇さんがドラマ後半、実母の呪縛から解き放たれるシーンがある。

無口な彼が発したこともないような大声で母に反抗し、妻である宮崎あおいを救う。

 

ここの柄本佑が圧巻で、

クソ男前なのである

 

 

 

 

なにこの人超格好良い・・・!好き!!!

 

と、ドハマりし、その後の彼の出演作は欠かさず観..…

 

たということはなく。

 

朝ドラ翌年に出産した私はプライベートがヘロヘロで、ちょっと柄本さんを追える状況にないまま時が経ち、

 

やっと観た2作目が今年の大河なので語れることは何もない。

 

けど柄本さん好き!

 

 

 

 

 

 

大河でも、柄本佑演じる道長へは、視聴者から黄色い声が上がっているらしい。

道長人気は各方面で話題になっている。

 

でもな、 顔面の造形美という意味では、道長よりも一条天皇(塩野瑛久)さんの方が分かりやすく整っていらっしゃると思う。

 

道長も道長で男前だが、一条天皇の美しさはすさまじい。

イケメンとして非常に分かりやすいお顔立ちだ。

 

なんたって、共演している吉高由里子が、「しかし帝美しいな。Alかよ」って突っ込んだくらいなんだから。

 

 

 

 

こんだけイケメンなのに、一条天皇への世間からの「キャー!」は、どうも道長ほどには目立っていない様子だ。

 

なんでかなぁ。不思議だよなあ。

実際私も柄本さん推しだしなぁ。

 

と考えていたら、 ちょっと思い出したことがあった。

 

 

大昔、私がまだ子供だった頃に、テレビ番組で「美しい芸能人ランキング」というのをやっていた。

 

その女性一位が、吉永小百合さんだった。

 

そこで、「人はなぜ吉永小百合を美しいと感じるのか、科学的に証明する」 という、令和なら完全アウトなルッキズムコーナーがあったのである。

 

 

 

吉永小百合青春時代写真集 [ 編=日活 ]

 

 

 

専門家が顔面を分析した結果、吉永小百合さんは、顔面の造りが左右非対称気味であったらしい。

 

あくまで、「2位以下にランクインしていた他の美人さん(例.オードリーヘプバーンさんなど)に比べて。

 

 

吉永さんは、一般人に比べたら圧倒的に左右対称に見えるお顔立ちだが、まゆ毛の位置や口角やなんかが、2位以下の方達に比べたら、左右で少〜しずれている、と。

 

人は、そんな僅かなズレに対して、親近感や魅力を感じる。

 

明らかに左右対称な完ペキな顔立ちの人よりも、非対称な顔立ちの方が好ましく感じ、「美人だ」と思う、その象徴が吉永小百合さんである。

 

というのがこのコーナーの結論だった。

 

 

大河に登場する一条天皇のお顔って、まさにここでいう「左右対称のお顔立ち」の方だなぁと思ったのだ。

 

造形が完ペキすぎる、まるでA Iのようなイケメン。

 

だからこそ、そうそう「キャー」とはなりにくく、近寄りがたさが先にきて、上方へとランク外に置かれてしまう。

ズレのない、レベチの美しさなんだと思う。

 

 

 

さて、

 

大昔の(しょうもない)テレビの話をなぜこんなに覚えているかといえば、私の目が、左右で大きさが違うからだ。

 

ちょっと違うどころではない。右が二重で、左が一重。1.5倍くらい違う。

左右でまったく別人の目のようで、コンプレックスは無いが、歪だなとは思っていた。

 

それが、テレビによれば「左右非対称だからこそ好かれる」だなんて。

私の目のサイズ違いは、好かれる美人の証やってんな。

 

(冗談で)思った記憶があり、番組自体も非常に印象に残っていた。

 

 

あれからウン十年、左右非対称だった美人目は今や、加齢でまぶたがたるみ、一重だったはずの左目は完ペキな二重となった。

 

左右ですっかり同じサイズになって、どちらかいうと上方ランク外美人の方へと、私の顔面は近付いておる……。

(冗談です)

 

 

 

 

 

 

 

 

※「光る君へ」がお好きな方はぜひ、教育ジャンル・ちっぷがでーるさんの「光る君へ各回考察記事」も一緒にご覧いただきたい。超おもろいっすよ。

↓↓↓

 

家に帰るまでが遠足、なのと同じで、「NHKを見てからこの考察記事を読む」までが私の大河です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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