
小学校から帰宅した息子。
玄関からではなく、なぜかカギの閉まった勝手口から家に入ってきた。
我が家は玄関扉が電子錠で、停電するとカードキーが使えない。
普通の物理キーもあるが、開けるには手間がかかるため、もしものとき用として息子には、勝手口のカギを持たせている。
その日学校で防災訓練をした息子は、ちゃんと勝手口から一人で家に入れるか、久しぶりに試したくなったらしい。
それで、自分でカギを開けて、勝手口から帰ってきた。
その息子に、このたび私は厳重注意を受けてしまった。
「お母さん。勝手口の前に物を置いたらダメだよ。もしものときに出入りできないと困るから片付けときなよ。」
勝手口付近にそのとき私が置いていたのが、すぐには使わない食器の山であった。
食器棚を整理しているときに溢れたものを、ダンボールにガサッと入れて、勝手口前に仮置きしていたのだ。
そこへもし地震でもきて、その食器がそこで崩れて、割れてしまったら。
勝手口から入ってきた息子が踏んで、大ケガをしてしまう可能性がある。
彼はそれを指摘したのだ。
あー……盲点でした…
日頃この勝手口を使うことはほぼ無いので、もはや壁と化していたのだが、そこにはやはり扉がある。
緊急時にきちんと開閉し、安全に出入りができるように、日頃から気をつけておかないと。
入り口を塞ぐような物の置き方もしてはいけない。
息子の自主防災訓練で発覚した、私の不備であった。今のうちに分かって良かった。
積まれた食器は段ボールに入れ、崩れないよう蓋をして、パントリーの一番下へ片付けた。
一部はすでにメルカリで売ったが、残りも早めに処理するつもりだ。
これでまた一つ、我が家は安全に近づけたと思う。
※これ貰いました。寝室で毎晩使ってます。

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