「バブル期以来の高値更新！」という株価のニュースを、最近よく見る。
私の持ち株にもびっくりすることが起きた。
60万円で買った資生堂株がなんと！
なんとなんと！
40万円まで大暴落！
現在マイナス20万円
「バブル期以来の高値」はどこ？
これで平然としてる自分が怖い。
資生堂の株価が下がっている理由は色々考えられる。
（らしい。）
（ノリで買ったから全然調べてない。)
が、そんな素人の私でもふと見たニュースで「これは日本の化粧品メーカーは大打撃だなあ」と思ったのが、中国国内で化粧品の 「成分開示義務化」がされたことだ。
中国は化粧品メーカーに対して、原料名や比率を明記した調合表の提出を義務づけた。
化粧品メーカーだけじゃなく、原料メーカーも成分比率を開示せねばならない。
これをしないと、中国国内でその化粧品は販売できないらしい。
企業秘密が全バレじゃないか。
秘伝のレシピも、真似され放題。
こんな中では、「資生堂じゃないと」感も薄れそうだよなあと、素人の私でも思う。
資生堂は引き続き応援したい企業なので、大幅下落の株価だがこのまま保有するつもりだ。
死ぬまでに、どっかでまた上がると良いな。
万が一紙キレになったら笑ってくれ。
そして同時に気になるのが、夫の持っている株の具合である。
「バブル期以来の高値更新！」のさ中、 彼の投資状況はどんな感じだろう。
一番調子の良いやつはどれかと聞いたところ、無口な夫にしては珍しく、あっさり返事があった。
飲料メーカーのサッポロが一番いい感じらしい。
現状、＋50万円。
は？50万！？
2番目に調子が良いのは、ユニバーサル園芸社。
＋17万円。
17万！？
うそやろ！？
あの人、まだせいぜい100万円くらいしか株を買ったことないんやぞ。
どんだけ上げとんねん…
びっくりしすぎて、私の資生堂のマイナスを思わず伏せてしまった。
そしてこの日、何より一番びっくりしたのは、夫がATMで現金をおろそうとしたときのことだ。
手数料110円がかかるのに気付いた彼は、手数料がかからない他行のATMにわざわざ足を運び直していた。
株であれだけ上げときながら、110円もきっちり拾ってくるあたりさすが夫。
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