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ひどい生理痛に悩まされ、10年ほど前からピルを服用しています。
低用量ピルでは副作用があったので、超低用量ピルのヤーズフレックスに変えたところ、体調が安定しました。
最長で120日間、生理を止めることができる薬です。
先日も婦人科でピルを処方してもらった際、今年39歳の私、40歳からのピルはどうするかという話になりました。
ピルには血栓症のリスクがあります。
40歳以降はピルの有無に関わらず血栓症リスクが上がるため、医師によってはピルを処方しない場合も多いそうす。
私のかかりつけも、もし今の年齢で初診だったら、おそらくピルは勧めないと言われました。
(この辺りは医師の考えや患者の体質・病歴にもよるので、必ずそうというわけではありません。)
ピルを飲み始めた10年前は「これでやっと体調が良くなる!」という気持ちでした。
それが、もうピルが飲めなくなる(かもしれない)年齢に入るだなんて、時間の流れの速さに驚きます。
私の場合は、血液検査の結果を見ながらですが、42、3歳くらいはこのままピルを続けることになりそうです。
かかりつけの婦人科では、45歳を過ぎると、完全にピルの処方がされなくなります。
代わりに処方されるのが、ジェノゲストという錠剤です。
ピルとの大きな違いは、血栓症の心配がないことです。
一部服用を避けねばならない病歴等がありますが、基本的には、年齢に関わらず閉経までずっと飲むことができます。
元々は子宮内膜症の治療薬だったものが、最近、月経困難症の治療にも使われるようになったそうです。
「最近」というのがいつからかというと、令和2年から。
そんな最近か!とびっくりしました。
それ以前は、「ピルを飲めない=PMSで飲める薬がない」ということだったこでしょうか。
40代以降のPMS患者は辛かったろうなと思います。
ピルが飲めない人や体に合わない人でも、今の時代なら「ピル以外の選択肢」もあるので、婦人科で相談してみて欲しいと思います。
私はピルを始めてから、定期的に婦人科にかかるメリットを感じるようになりました。
▶️毎年当たり前に婦人科検診を受ける
▶️PMSに限らず、更年期症状についても気になった時にすぐに相談できる
婦人科検診も、更年期の相談も、このためだけに婦人科へ行くというのはなかなかできません。
しかし定期通院していれば、流れの中で当たり前に相談ができます。
相談相手がいるというのは本当に心強くて、心配事があってもネットで検索魔になることなく、比較的安定した気持ちで過ごすことができます。
女性の体は年代による変化が大きいです。
内科にしろ婦人科にしろなんらかのかかりつけ医は持っておいたほうが、「今気になる症状」の改善だけではなく、生活の質がトータル的に上がるような気がしています。
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