昼、スーパーへ行った。
結構な人がレジに並んでいた。
その中でも私は一番すいている列を見つけ、そこで順番を待つことにした。
 
 
しかし私が並ぶ直前、視界の端っこで隣の列の客が動こうとしていたのが見えた。
 
隣のレジに並んでいたおじさんが、こちらのすいているレジへ移ろうと足を踏み出していたのだ。
そこへ後ろから来た私がすっと並んだので、おじさんもすっと足を引っ込めたのだが、おじさんの気持ちが痛いほど分かりこちらから声をかけた。
 
「今、並ぼうとされてましたか…?」
 
 
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気さくな雰囲気のおじさんは、いえいえ大丈夫です〜、と笑いながら首を振った。
 
が、私には分かる。
作業着のおじさん、弁当を買おうとしているおじさん、短い昼休みに昼食を買い、急いで食べてまた現場に戻るんでしょう?急いでるんでしょう?
 
だから今度は、断定的に言った。
 
「どうぞ、こちらに並んでください。私全然急がないんで大丈夫です!後ろからさっさと列に入っちゃってすみません!」
 
おじさんは少し躊躇したのち、ありがとう!と言って私の前に並んだ。
 
 
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なお、そのとき私の後ろに、他に並んでいる人はいなかった。私が最後尾だった。
 
そしてこの列は、ベテランパートのおばちゃんがすごいスピードでレジを進めていたので、おじさんが最初にいた列よりも圧倒的に早くレジが終わった。
 
おじさんの昼休みにも、少し余裕が生まれたかもしれない。
 
 
私が割って入ってしまった列を、自分で元の自然な順番に整えただけなのだが、なんとなく良いことをした気分になった。
 
ええことしたな〜と思いながら帰宅しパソコンを開いたらその日、当ブログのアクセス数がとんでもない数になっていた。
 
これもひとえに、私がええことをしたからに違いない。ええことは巡る。大体は、オンライン上で。
 

 

 

 

 

 

※このおじさんよりももう少し話しかけやすい感じの人だった。

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