もう一つは大量のビニール袋です。
 
 
 
私は日々の消耗品代を浮かせようと、ちょっとしたビニール袋、たとえばパンの袋やお菓子の袋など、袋なら何でも捨てずに取っています。
溜めた袋は三角コーナー代わりに使ったり、小さなゴミ箱のゴミ袋に使ったり、時には排水溝掃除のスポンジ代わりにもします。
 
ゴミ袋は買わずに済むし、スポンジは長持ちさせられるし、私はビニール袋が大好きです。
 
 
私がビニール袋を溜め込んでいることを実家の母も知っています。
 
だから母もこうしてビニール袋を持ってきてくれるのですが、母を見ていて私がいつも凄いと思うのが、母の場合はこのビニール袋を「自分でも使いたいけど我慢して私の為に取っている」わけではないということです。
 
母はビニール袋をほとんど使わない生活をしているので、「まだ使える袋をそのまま捨てるのが勿体ないから私にくれている」のです。
 
 
母は金に目がくらんでエコに励む私と違い、根っからのエコ思考の人です。
食材はギリギリまで使い生ゴミも本当に少なく、その僅かな生ゴミも庭のたい肥にする為、「生ゴミを捨てるためのビニール袋」が不要な生活をしています。
 
生活の中でゴミ捨ての為に余計なビニール袋が必要となる場面が極端に少ないので、母にとってそれらは、ただの不用品なのです。
 
不用品であるビニール袋をそのままゴミに出すか、娘に渡すかという天秤により私の手元にやってきているだけ。ビニール袋が不要な生活をしている母は本当にすごいと私は思います。
 
 
 

 

 
極端にゴミの少ない生活をする母は当然、サランラップの類も極力使いません。

普通ならサランラップが要りそうな場面でもそれを使わない、母のやり方で私も参考にしている生活の知恵があります。

 
それはサランラップをする代わりに、他のお皿を被せていることです。
 
例えばブロッコリーをレンチンするとき、タッパーがほぼ無い実家では、ブロッコリーを載せたお皿の上に、他のお皿を被せた状態でチンします。
 
 
 
 
ちょっとした小鉢のおかずもそうです。
母は基本的に食べきる量しか作らないので残り物がでることはありませんが、稀に出た時もラップではなく、お皿で蓋をして冷蔵庫に入れ、食べる時もそのままチンしてしまいます。
 
こういうやり方を「貧乏くさい」と思う方もいるかもしれませんが、私は違います。
サランラップもタッパーも本当は要らないんだなと、ゴミの少ない暮らしをする母の振る舞いに尊敬の念を抱きます。
 
お金が浮くとかエコだとかそんなことをいちいち考えず、蓋付きのお皿をわざわざ買おうとすることも無く、あるものだけをあるがままに使って生きる、母のような生活は理想的です。
 
 
 
 

 

 

 

※こういうの全部、お皿にお皿を被せているように見えるようになりました。

 

 

 

 

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