小学校の授業を落ち着いて受けるために私が大事だと思うのは、何と言っても消しゴム選びです。
勿論鉛筆も大事です。
しかしそれよりも、書く勢いが一旦止まってしまう「消しの作業」を小さな子がいかにスムーズに終わらせられるかというのは、まだまだ筆記に慣れていない低学年にとってとても大事だと思います。
消し残しというのは勉学の敵です。計算を間違えたり漢字の止め跳ねで×を付けられたりしかねない、それが消し残しですからそこの不便は徹底排除すべきです。
例えば作文や日記のような宿題で、一年生の子どもが慣れない「書く作業」にものすごく集中している時は、本人の代わりに親が隣で消しゴムで消してやっても良いんじゃないかくらいに正直私は思っていますが、この話を拡げると過保護すぎると炎上しそうなのでしぶしぶやめておきます。
さて我が子が小学生にあがった際、初めての授業で使った消しゴムは学校の指定品でした。
これはこれで良い消しゴムですが、私がこれよりもっとおすすめしたい消しゴムがこれです。
えらく汚いですね。
これはぺんてるのマークシート用消しゴムです。
この消しゴムの良いところは、何と言ってもその形状。一般的な消しゴムに比べて「細長い」形をしています。
学校指定品でありがちな一般的な60円消しゴムは全体的にとても小さく、子どもの手に最初こそ合うものの、半分程使うともう消しづらくなります。
他には、まとまるくんシリーズも小学生には人気です。
しかしこの消しゴムはもっといけません。
本体に厚みがあるので、子どもが細かいところを消そうとしても、消したいポイントに消しゴムがうまく当たってくれないことがあります。
また、消しゴム自体が柔らかいのでぽろぽろ崩れていくのも難点です。
そこへ来てこのマークシート用は最高です。
<優れている点>
▶細長いので、鉛筆を持つようにしっかり握れる。
▶厚みが薄いので、今自分がどこを消しているかを自分で把握しやすい。
▶元々長細いおかげで、ある程度使っても本体が長さを残しているため、いつまでも握りやすい。
▶ある程度の固さがあり途中で折れにくい。
マークシート用とうたわれている消しゴムは、他メーカー品もこの「細長い」形をしています。
塗っては消しをひたすら繰り替えすマークシート用であの形の消しゴムが多い、ということはですよ。
人類にとって扱いやすい消しゴムの究極がつまりこれなんじゃないか、と私は思っているわけです。
※マークシート用消しゴムの特徴 by.uni
マークシート用紙の細かな個所を消し易く、また、他の記入箇所まで消すことを防ぐようにした消しゴムです。形状を細長にし、さらに消しゴムの先が変形しにくいよう硬めに調整しています。
ただしこのマークシート用消しゴムは、広範囲を一気に消すには不向きです。
また消しゴムの「消す能力」についても、ひと撫ですればすぐに黒鉛を吸い取ってくれるような吸着力のある消しゴムではありません。
うまく力を乗せられて、「誰でも上手に消し作業ができることでちゃんと消える」系の消しゴム(だと私は思う)ので、好き嫌いはあるかもしれません。
しかし実際に息子がこれを使うようになってから、漢字ノートの一マスだけを消すような場面で他のマスまで消してしまうことは減りました。
また、消したいところが消えなくて消したくないところが消えた、みたいなこともほぼ無くなりました。
書き消しの作業が全体的にスムーズになったと思います。
既にお気に入りの消しゴムがある方はいいですが、もしお子さんがなんとなく字を消しにくそうにしていたら、是非この「マークシート用消しゴム」をお試しください。ハマる子にはばっちりハマる、と私は信じています。
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