書きたいから書く、ただそれだけ、と高尚な気持ちで本ブログを開始したのが今年の5月。
書きたいから書く、だったはずが、書きたいから書くがどうせなら稼ぎたい、と華麗に方向転換してみせたのが先月。
書ければ満足だったはずの私が何故稼ぐ方向へ堂々とシフトチェンジしてみせたかといえば、理由はひとつ。それは、「案外簡単に稼げたから」です。
アメブロが「Ameba pick」の導入を機に、稼げないプラットフォームから稼げるプラットフォームへ転換していることをまったく知らないまま、「稼げないブログとしてのアメブロ」を私は始めました。
しかしながら、ブログを始めてかなり早い段階でpickによる収入が得られるようになり、それは本当に予想外の事でした。
稼げないはずのアメブロで稼げるんか!?
それを知りテンション上がった私は試行錯誤し、少しずつですがアフィリエイト収入も増えていきました。「これ本気でやれば、パート代と同じくらい稼げるようになるんじゃないか」と光が見えてきたのです。
※私のパートは超時短、かつ子の長期休みには私も全て仕事を休んでいましたので、通勤パートではありますが、直近の稼ぎは一般的な自宅内職と変わらないレベルでした。
私は元来仕事好きな人間で、パートに行くのも全く嫌ではなく、むしろ日々の楽しみとして出勤していたほどです。しかし今後の進み方として迷っていたことがあり、それは「子どもの夏休み中のパートをどうするか問題」でした。
子がまだ幼いうちは、「子の預け先がないから」という理由で、私も夏休みに丸々お休みを貰えていました。
しかし、この理由が通用するにも限界があります。
子が4年生、10歳くらいになれば、周囲の見る目は変わります。「もう10歳なんだから一人で留守番くらいできるでしょ」と、このような目で見られるようになることでしょう。これが中学生にもなれば言わずもがな、「子が夏休みだから私も休む」などという理屈が通用するはずがありません。
しかし私は幼い頃、母がずっと家にいたことによる安心感が強くありました。
それはもしかすると低学年までのことで、高学年になるころには「お母さんが家にいようがいまいが構わない」となっていたかもしれず、そこは自分でもよく覚えていませんが、「いつも母が家にいた」という事実は、私の中で暖かい記憶となっています。
母に遊び相手をしてもらったことはありませんでしたが、それでも、です。いえ、だからこそ、かもしれません。遊んではくれないけど家にはいてくれた、とそういうプラスの見方で、私は昔を振り返りがちなのかもしれません。
だからでしょうか、子の年齢云々ではなく、子が求めようが求めまいが、「子が休みの日には私も家にいたい」という、母親としての理想が私にはあります。
息子は一人っ子です。私も一人っ子でしたから、一人で一日家で過ごす様子がどんなものかは大体分かります。
母親が家にいなくても、食事の用意さえきちんとしてあれば困ることも寂しいこともありません。むしろ、子の性格次第では、いつも家に親がいるより、一人でいるほうが楽だという場合もあるでしょう。
それならそうと分かったタイミングで、私はそこで初めて、家に一人子を置いて仕事に出かけたいのです。
まだどちらか分からない、もしかすると一人での留守番を嫌がるタイプかもしれないのに、そこが白黒付く前から「お母さんは仕事があるから」と問答無用に家を空けるという判断は、私にとっては辛いことなのです。
現在息子は7歳、小学一年生です。まだギリギリ、子の休みに合わせて私も休める年齢です。しかしそれもいつまで可能でしょうか。
「ゆきんこさん、息子さんもう4年生だよね。留守番任せられそうなら、夏休みも出勤してくれる?」
数年後にもしそのように言われたとき、私にこのパートしか無かったら、その提案を受諾する選択肢しかありません。
しかし、もし自宅で、好きなブログで少しでも稼いでいればどうでしょうか。
「小遣い程度なら、家で稼げる」という期待が自分の中にあれば、最悪クビとなることを覚悟した上で、パート先に対し働き方の交渉なりができます。
収入の道として「パートしかない私」と、「ブログもある私」では大きく違います。後悔のない子育てをする為に、自分の理想と仕事とのバランスを取るために、「好きなブログで稼ぐ」という新しい道が突然湧いて出てきたことを、今とんでもなく有難く感じています。
もうあと10年もすれば子も巣立つことでしょう。子と過ごせる夏休みが、あと何回あるでしょうか。私は「お金」が欲しいからではなく、子との「時間」が欲しいから、ブログで稼ぎたいと思うようになりました。
これを読む皆さんは、ブログで稼ぎたいでしょうか。それは何故でしょうか。ただ漫然とお金が欲しいからでしょうか。
私は漫然とではない、自分の中に明確に、稼ぐ「目的」があることに気が付いたのが、堂々とシフトチェンジした先月であったというわけです。
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