私はミニマリストではありませんし、それを目指してもいません。きっかけがあり家のモノを減らしましたが、今はそこそこの物量で生活しています。
 
 
いくつか断捨離本・片付け本も読みました。断捨離の仕方を学ぶためではなく、自分の捨てる作業があまりに楽しくて、他の人の捨てる姿も見たくなったからです。面白かったものは今も手元に残しています。どれもライトに読めるので暇つぶしに最適です。
 

 

 

「こんまり」こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片付けの魔法」はその世界では誰もが知る超有名書籍ですが、有名すぎて読むのを避けている人もいるかもしれません。

私が読んだ感想としては、さすがブームの立役者、「ときめき」という物凄く感覚的なものを、よくぞここまで理論に落としこんだものだと感心しました。


ある人の話ですが、片付けられないことはこれまで、その人の「過去」やメンタルの『負』の部分にフォーカスされがちだったところを、こんまりさんはその人の過去や性格など関係ない「今」の「トキメキ」という『プラスの感情』をベースに片付けをすすめたところが画期的なのだということです。

 

なるほどたしかに、こんまりさんの片付け論は明るくハッピーな感じがします。それが多方面に受けた理由の一つかもしれません。本書、片付け本ではありますが、ボリュームもあるし論理の破綻もないので、純粋に読みものとしても面白かったです。