今朝の痛ましいニュース | るんるん♪るるのDIARY

るんるん♪るるのDIARY

~自閉症の20代の次男との毎日を綴っています~

今日は朝から仕事で

午後の仕事を終えてそのまま駿平の月イチの病院に行ったりして

夜は夜でベイスターズ戦を観ていたので

今朝の衝撃のニュースの 続報 を多分あまり知らないのだけど。

 

 

ただ今の 思い を書かせてもらいますね。

 

 

 

 

 

障がい者の入所施設で起きた凄惨な事件。

 

 

犯人は元職員ということで

それも本当にすごい衝撃でした。

 

 

 

 

 

今回のことで、もちろん自閉症であるうちの駿平のことと重ねましたが、

それよりももっとリアルに重なったのは

私の叔父です。

 

 

ずっと前にも記事に書いたことがありますが、

父の弟のTおじさんは、幼少期の高熱が原因で脳に重い障害が残り、

早くに両親(私にとっての祖父母)が亡くなったこともあって

若い頃から東京にある知的障碍者施設に入所していました。

 

 

今70代前半です。

 

 

 

そして数年前から、父の一番下の妹・Yおばさんが引き取り、

自宅で介護してくれています。

 

 

ただ、Yおばさんも福祉関係の仕事をしているので

その辺の知識とネットワークがなかなかすごくて

日中は毎日デイサービスに通わせたりと

上手にやりくりしていたようです。

 

 

とはいってもやはり施設からわざわざ引き取るって

本当にすごいことだと思っています。

 

夜は自宅で介護なので

やっぱり大変だと思います。

 

 

 

実はそのTおじさん、今は体調を崩して入院していて

一時は危篤・・・なんて言われたくらいの状態だったそうで。

 

 

今回の帰省初日に私もお見舞いに行ってきました。

 

 

 

Tおじさんの話はまた改めて近々書かせてもらいますが、

Tおじさんに対して子供の頃優しくなれなかった自分がいて、

それが今の自分につながっているというか。

 

 

・・・・と、話がそれまくるのでこの話はこの辺で。

 

 

 

ちなみにTおじさんを今になって引き取ったのは

決して施設に不満があったわけではなく、

もうTおじさんも高齢になって、

父たちきょうだいも皆いい年齢で、

 

 

最後は故郷で見てあげたい

 

 

というYおばさんの意思で引き取ったわけで、

それこそ50年以上お世話になったその施設で

何か問題があったとか

そういうことではありません。

 

 

 

 

なので

ほとんどの施設は、職員の皆さん、誇りをもって接していただいていると思うんです。

 

 

 

 

 

なのにこういうおかしな人が一人現れるだけで

きっと今日あたり、どこの施設も嫌な思いをしているだろうな、と思うと

それが一番辛いです。

 

 

 

 

ちょっと前に、福祉施設でやはり事件が起きてから

駿平の施設でも

 

 

「ご近所の目があるので

より一層開かれた施設を目指しています」

 

 

なんて言っていました。

 

 

 

でも難しいんですよね。

 

 

 

大声で叫ぶ利用者さんがいるとして、

それはそれでその人の特性というか、

特別嫌なことがあったわけでもないのに叫んだりするわけでガーン

 

 

 

でも一般の人はそういうことはわからないので

 

 

何か叫んでSOSを発しているのでは?

 

 

なんて誤解されたりとか。

 

 

 

それこそ大きな声はご近所に迷惑かと思い、

窓を閉めれば 隠ぺい と取られてしまったり滝汗

 

 

 

 

 

 

私たち、障碍者を抱える家族は

今回のことであたふた心配するのではなく、

 

 

そんな職員(しかも 元 だし!!)だけではありません!!!

 

 

 

と訴えていくことが大事なんじゃないかな?と思っています。

 

 

 

 

はっきり言って今回の事件は

障がい者がどうの ではなく

単にこの人、大麻とかやってたりして

衆議院議長さんのところにまで行って

犯行予告までしていても結局事前に防げなかった警察に問題ありなのでは?

 

と私は思っています。

 

 

この施設の深夜の職員の体制がどうのとか、

利用者さんによっては睡眠導入剤的な薬を服用させて

ぐっすり眠らせていたのがいかにも大惨事につながったかのようなニュアンスで

伝えるキャスターもいました。

 

 

 

なんかそれらの言い回しに違和感。

 

 

 

 

ちなみにうちの駿平も

もう何年もリスパダールという、睡眠導入剤的な薬、普通に服用しています。

 

 

 

でも在宅の駿平が服用していても

 

 

「睡眠障害とかあるしねー」

 

 

 

で済むのに、

入所施設で深夜の職員が少ない、という環境で服用しているとなると

まるで無理矢理飲まされているかのような印象になってしまう。

 

 

 

それを服用してなかったら、

夜中の二時でも異変に気付いて危険察知して

死なずに済んだのでは?とでも思っているのだろうか?

 

 

うちの駿平なら起きていてもすんなり刺されていたと思いますよ。

 

 

寝ていても起きていてもきっと障碍者の皆さんは無抵抗。

 

 

 

 

なんか根本的に論点がずれているというか。

 

 

 

 

今回も 事件にならなきゃ動かない という警察の体制が

またやらかしちゃったよ、って話でしょ?

 

 

 

世間に注目されたかった犯人が

たまたま選んだのが以前働いていたこの施設だっただけな気がします。

 

 

利用者さんたちに安楽死した方がいいと言っていたとかなんとか言っていますが、

その時点でおかしい人っていうか。

 

 

 

そもそもどんなに医学が発達しても

障がいを持った人というのは世の中からなくならない仕組みなんですよね。

 

 

たまたま誰かが背負わなきゃならなかった障がいを

それこそハンカチ落としでハンカチ落とされちゃった駿平たちが

背負ってくれた という話。

 

 

私たちは、だからハンカチを受け取ってくれた駿平たちに

感謝して生きていくべきなんだと思っています。

 

 

 

なんだか今回のことで福祉施設や

そこで働く人たちが

白い目で見られたりするのが本当に辛いです。

 

 

 

 

なんだかうまく気持ちをまとめられずすみません。

 

 

 

今日は私が担当していた利用者さんが47歳の若さで突然亡くなってしまった話も聞いたりして

ちょっと色々気持ちが乱れていますえーん

 

 

 

 

本当に、今回のことで施設側を責めるような流れにだけはなってほしくないなぁ。

 

 

 

 

とにかく今回の事件を受けて私たち障がい者の家族は、

 

 

「こんなんじゃ安心して預けられない!」

 

 

なんて嘆くのではなく、

福祉施設が普段どれだけ頑張ってくれているのか

訴えていくことが大切だと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

そうだそうだ!!と思ってくれたらぽちっとな~グッド!

 

ジャンル1つ増やしました↓

にほんブログ村 子育てブログ ステップマザー・ファザーの育児へ

にほんブログ村


にほんブログ村

にほんブログ村



自閉症児育児 ブログランキングへ