継子に親としての威厳を見せたかったら「誉める」。 | るんるん♪るるのDIARY

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~自閉症の20代の次男との毎日を綴っています~

凌太がボーリング&外食 に行った翌日、



スティッチ2「お母さん、これあげるーニコニコ



とこんなものをくれました。





HOP STEP FAMILY DIARY-110929_235415.jpg


チロルチョコ  1個







どうしたのかと聞くと



スティッチ2「俺ら5組ってバカばっかだからさ、

(ゲーセンで)お菓子落とすヤツあるじゃん?

あれに1人500円ずつ使って

9人だから4500円?

それでドバッと落としたんだよにひひ



とかなんとか、興奮気味に語ってくれたべーっだ!



どうやらその戦利品らしいにひひ




ボーリング場が入っている複合施設には

ゲーセンも入っているので

そこに立ち寄ったんだろうね。



5組が全員バカかどうかわからないし

田舎の分校の小学校じゃないんだから

5組は9人しかいないわけではないだろうけど

まぁとにかく、バカみたいに熱くなって

大盛り上がりでお菓子落とすのに命かけちゃったんだろうねにひひ



あははっビックリマーク




ちなみに中学生まではゲーセンに行った、なんて聞いたら

必ず私がぶーぶー言っていたので

凌太も警戒して絶対話してくれなかったけど

高校生なんてみんな制服のまま行ってるもんね。

だから最近ぶーぶーいわなくなった私。


凌太もその辺承知してて、

だから最近はちょっと控えめではあるけれど

ゲーセンの話もこうしてするようになったにひひ







ちなみに凌太、子供の頃からこうしてよく私にもお菓子を分けてくれる子だったんだよね。



もちろんそのお菓子を買ってあげるのは私だけど笑




スティッチ2「お母さんも食べる?」



と、いつも自分のお菓子の小袋から1粒とか1本とか

必ず私にも差し出してくれた。





ちなみに私は、というと、子供の頃は

いつも姉と2人で常に醜い競い合いをしていたっけ。



「お姉ちゃんの方がおおきい!ずるーい!!」


とかねガーン



たとえばポッキーポッキー?が15本あったとして

それを2人で分けて食べていい、とかなると

(実際ポッキーは1人一箱だったからそういうことはなかったけどたとえ話ね)

7本ずつ分けて、残り1本は鼻息荒くじゃんけんして勝った者が食べる、

もしくは、母に上手に2つに割ってもらって

それでも大きい方を狙ってじゃんけんしてよく競ったものだ。



「残りの1本はお母さんに」


なんて考えもしなかったわビックリマーク





ああ、


私と姉が継子なら絶対継母に嫌われちゃう叫び



「食べ物への執着がすごくて怖いのよ。信じられない。」


ってねガーン








話を戻してあせる


そんなわけで、お菓子を分けてくれた凌太にはいたく感動し



ワーイ。「ありがとう!偉いね。お母さんは子供の頃

もらったお菓子を人にあげたりできなかったよニコニコ


なんて誉めたから 調子づいた 嬉しかったのか、

同じお菓子を分け与えられて

味わうことなくちゃっちゃと食べ終わった駿平にも


スティッチ2「駿平、なくなったらお兄ちゃんのも食べていいぞー。食え食え」


なんて言ってあげてたっけ。








なんて単純な子でしょう!!



じゃなかったあせる




なんて優しい子でしょう!!




で、多分その頃からの習慣がまだ残っているのかな?


未だに何かあるとこうして私にもお菓子を分けてくれるんだよね。



ふふふ。かわいいでしょう?凌太スティッチ2



ちなみに駿平にはいつの間にかあげなくなりました笑




さすがにろくに礼も言えない駿平にしびれを切らしたのでしょうねガーン









*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆




継子を誉める 



 ということに対して




「うちの継子は誉めたらつけあがるだけだから(絶対誉めない)。」



という人がいますが、

人間なんて誉められたらつけあがって舞い上がるもの。




私だってそうだもーんかお




つけあがってもらって大いに結構グッド!



それで「いい子」が継続したら万々歳!!




それに誉められることを見つけたら

ガンガン誉めておかないと

悪いことした時叱っても多分あんまり効果ないんだよねあせる




叱ってばかりじゃ響かない。


誉めてくれたらその分叱られたとき心に響く。




私はそう思うので、


叱るときの貯金 


くらいの気持ちで

いいトコ見つけたらどんどん誉めるようにしていますにひひ





以前にもOL時代の後輩への態度について

継子育てと重ねて書いたことがあるけれど、

結局ガミガミ叱るだけ、というのは




自分に自信がないから




というのもあるのかな?と自己分析していました。




入社して2年目、3年目の頃は

できる後輩が入ってきても

素直に


「覚えるの早いねーっ」


とか言えなかった私汗




多分どこかで



「追い越されたら嫌だな汗


っていうのがあったのかなー、と。





でも時間かけて積み重ねたキャリアって

いくら物覚えがいい人でも

いくら要領がいい子人でも

いくら勉強ができる人でも

そうそう追い越せるものではなくて

やっぱり「経験」てすごく大事なんだなー、

とそのうち気づくようになった5年目とか7年目あたりは

とにかく萎縮しないように後輩のいいトコ誉めて

伸ばしてあげようと思えるようになっていたし

逆にそうやって誉めることが




先輩としての威厳



というか。




余裕 とか 自信 があるから誉められるんだよね。



絶対越されることはないぞ、という余裕や自信。




だから余裕のあるトコ見せたかったら

ちゃんといいトコ見つけて誉めよう!と思うようになって。




で、8年目とか10年超えちゃうと(どれだけ働いてたのさ?あせる

もうすっかり達観しちゃって

新人になんて絶対追い越されることなんかないし

中堅社員が


「聞いてくださいよーっむかっ


って新人の愚痴を言いにくれば


「アンタも同じだったけど?」


という言葉をグッと飲み込んで

フムフムと話聞くだけ、みたいな感じで。



まぁみんな、同じ道通るのかな?

なんてその中堅社員を見て昔の自分と重ねて懐かしくなったりして。








継子にとって自分は




親としては新人



なわけで。




何かそういうことを見透かされたら嫌だな、と思って、

自分自身が何とかして大人の威厳を見せようとして

それが


「悪いことをしたら叱る」



に走っちゃうのかなぁ?と。





叱ることが親らしいこと。



まぁそう思っているわけではないつもりだけど

大人の威厳を見せつけようとしたら

どうしてもそこに走ってしまいがち。





でも違うんだよね。



威厳をみせたいのならむしろ逆に



いいとこ見つけて誉める。



誉める っていうのは

自分より上で、気持ちに余裕のある人がするものだから。





多分


「凌太は偉いね。お母さんの子供の頃より偉いよ」



と誉める私を

凌太は


「何だ、お母さん、大したことない子供だったんだにひひ



なんて解釈はしなかったと思う。



単純に


お母さんよりすごいなんて俺すごい!!



くらいに思っただけじゃないのかな?と。





継子に親としての威厳を見せたかったら「誉める」。





是非やってみてほしいですにひひ










何となくわかったよー。と思ってくれたらぽちっとな~グッド!


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