夕べ凌太が
「パジャマのズボンの紐が何かヘン~」
と言ってきました。
ズボンのウエスト部分、紐がついていてそれを結ぶようになっているんだけど、
見ると引っ張りすぎて、片方しか表に出ていない。
結べないんです。
実は中学の時もしょっちゅうジャージの紐をこんな風に中に入れちゃってたんだよねぇ。
これが実親さんなら黙って紐通しで直してあげるのかもしれないけど
私は意地悪な継母なので
いつもブーブーブーブー文句言いながらやってあげていました。
それも最初は、ね
「どうしていつも気を付けないの?」
から始まって、まぁその時はやってあげていました。
で、
「あのさー、中入っちゃったら今度から
『中入っちゃったから紐通しでやり直して』
ってお願いしないと、気づいてもやってあげないよー。
ちゃんと自分で申告してね」
になり、その時も報告があればやってあげていたのですが、
そのうちお互い根性試しみたいになって、
紐が中に入ってもなかなか言い出さない凌太と
気づいていてもやってあげない私と。
で、だいたい私が根負けして、
またブーブーブーブー文句言いながらやってあげていました。
がっ
「もう自分でやって!自分でやったら気を付けるようになるでしょっ」
となり、紐が中に入ってしまったのを見つけると
「はいどうぞ」
と言って紐通しを差し出すようになり、
さすがにそうなると自分でやるようになっていました
しかし思えばあの中学校のジャージの紐は少々短めだったのかも
高校のジャージは未だに引っ張っちゃって片方中に入ったことはありませんから
なのでパジャマのズボンの紐がそんなことになって、
なんだか久々に蘇ってきたこのイライラ感(笑)
「はーい、じゃ、自分で直して。やれるよね?」
と言って、かつてそうしたように、紐通しを出してあげました
「うーん、えっと、どうやるんだっけ?
」
「思い出してやるとか、思い出せなかったら頭で考えてやってごらん
」
「えっと、この穴に通すんだっけ?
」
「頑張れ~
」
・・・結局。
面倒くさくなって
「いいや。紐なしでも全然平気だし
」
と言うので
「そう。わかった。また不便に感じたらいつでも紐通し出してあげるわ
」
と答えて終了
ま、そのうち気分が向いたらやってあげようかな
甘やかさず育てるぞ
とか
大人になってできなかったら自分が困るから今からやらせなきゃ
とか
都合のいい理由を沢山見つけて意地でもやってあげない意地悪な継母です
そのくらい・・・いいよね